戦国妖狐』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

戦国の世、人と妖が入り交じる混沌の時代。千年を生きる妖狐・たまと、妖を狩る人間の少年・迅火は、ひょんなことから義姉弟の契りを結ぶ。種族を超えた絆を武器に、二人は戦乱の世を駆け抜けていく……。

水上悟志は『惑星のさみだれ』で「世界を救うか滅ぼすか」という究極の選択を描いた作家だが、本作では人と妖という相容れぬ存在の共存という、より困難なテーマに挑んでいる。Comic Bladeでの連載期間は約9年。その長尺を支えたのは、戦国時代という混沌を舞台に選んだことの必然性だろう。人間同士ですら殺し合う時代だからこそ、人と妖の絆は一層際立つ。義姉弟という関係性も絶妙で、血縁でも恋愛でもない、だからこそ揺るがない信頼の形を提示する。アクションとコメディのバランスも見事だ。シリアスな展開の合間に挟まれる軽妙なやり取りが、物語に呼吸を与えている。

既刊17巻、2024年にはWHITE FOXによるアニメ化も果たした本作。戦国と妖怪という二つの「混沌」を掛け合わせた物語は、今なお多くの読者を魅了し続けています。

まだ読んでいないあなたへ

戦国時代に、妖怪が実在していたら。

この発想だけならよくある話なんです。でも『戦国妖狐』は、そこに「人間と妖怪が本気で家族になろうとする物語」を乗せてくるんですよ。主人公は人間の少年と、彼を守ると誓った妖狐。血も種族も違う二人が、互いを「兄弟」と呼び合いながら戦国の世を駆け抜ける。その関係性が、ページをめくるたび深くなっていくんです。

作者は『惑星のさみだれ』の水上悟志。この人の描く「絆」は、甘ったるくないんです。守りたいから強くなる、強くなるから大切なものを守れる——そのシンプルな真実を、戦国という命のやりとりが日常の時代に置くことで、容赦なく突きつけてくる。コメディパートで笑わせておいて、次の瞬間には胸が締め付けられる展開が待っている。この緩急が、読む手を止めさせないんです。

妖怪たちのデザインも秀逸で、歴史上の人物も登場しますが、それ以上に「この二人はどこへ向かうのか」という物語の核が強い。既刊17巻、2024年にはアニメ化もされた作品です。

義兄弟の物語が好きなら、読まない理由はないですよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『戦国妖狐』は全何巻?

全17巻で完結済みです。