『憂国のモリアーティ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
19世紀末のロンドン。孤児院から名門貴族モリアーティ伯爵家の養子となったウィリアムは、階級社会の腐敗を目の当たりにして育つ。やがて彼は「犯罪相談役」として暗躍し、悪徳貴族を裁く犯罪計画を立案する。その前に立ちはだかるのが、名探偵シャーロック・ホームズ。原作で「宿敵」として描かれたモリアーティ教授を主人公に据え、彼の視点から物語は展開する。
構成作家・竹内良輔と漫画家・三好輝のタッグによる本作は、コナン・ドイルの原典を換骨奪胎した意欲作である。ジャンプSQで2016年から連載され、既刊22巻を数える。第13回全国書店員が選んだおすすめコミック一般部門2位に選出され、2020年にはProduction I.Gによるアニメ化も果たした。累計発行部数は660万部を突破し、海外でも支持を集めている。単なる「悪役の過去話」に留まらず、階級社会への批判と革命思想を織り込んだ構成が光ります。ホームズとモリアーティの対決を軸に、善悪の境界を問い直す心理劇としても読み応えがあります。
原典を知る読者ほど唸る仕掛けが随所に散りばめられた、知的興奮に満ちた一作です。
まだ読んでいないあなたへ
悪が、こんなにも美しく見えるなんて。
19世紀のロンドン。階級社会の闇を知る貴族の青年が選んだのは、犯罪によって世界を変えるという道でした。彼の名はモリアーティ。そう、あの名探偵の宿敵です。でもこの物語では、彼こそが主人公なんです。
養子として貴族の家に迎えられた少年が目にしたのは、金と血筋だけで人の価値が決まる世界の醜さ。腐りきった上流階級を前に、彼は「犯罪によって理想の国を作る」という途方もない計画を実行し始めます。一つ一つの事件は完璧に計算され、彼の手は決して汚れない。けれど彼が本当に望んでいるのは、自分を討つ英雄の誕生なんです。
構成作家・竹内良輔と漫画家・三好輝が組んだこの作品、累計660万部突破は伊達じゃありません。シャーロック・ホームズという誰もが知る物語を、こうも斬新に描き直せるのかと驚かされます。貴族の夜会、裏路地の犯罪、そして二人の天才の出会い。一コマ一コマが映画のように美しくて、ページをめくる手が止まらないんです。
既刊22巻、今も連載中。正義と悪の境界線が溶けていく感覚を、味わってみてください。
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よくある質問
『憂国のモリアーティ』は全何巻?
現在22巻まで刊行中です。