『愚かな天使は悪魔と踊る』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
天界から降り立った天使と、魔界から這い上がってきた悪魔が、偶然にも同じ高校に転入してきた。本来なら宿敵同士のはずが、二人とも人間界では「普通の高校生」を演じなければならない。天使は清純な優等生として、悪魔は不良っぽい美少女として——だが互いの正体を知った瞬間、学校という舞台で繰り広げられるのは、建前と本音が入り乱れる奇妙な共同生活だった。
AZUMA Sawayoshiは『みだらな躰は性に目覚める』で性的な描写と笑いを両立させた手腕を持つ作家だが、本作では天使と悪魔という対立構造をコメディの枠組みに落とし込んでいる。電撃マオウ誌上で2018年から連載を続け、既刊21巻という長期連載になっているのは、この設定が持つ可能性を丁寧に掘り下げているからでしょう。天使と悪魔という超自然的存在を、学園生活というありふれた日常に放り込むことで生まれる化学反応——それは単なるドタバタではなく、建前と本音、善と悪という二項対立を笑いに変える仕掛けです。
21巻まで積み重ねられた関係性の変化を、今から追いかけてみるのも一興でしょう。
まだ読んでいないあなたへ
既刊21巻。
天使と悪魔が地上の高校に潜入してるんです。それぞれ人間界を支配するための工作員として送り込まれてるんですが、なぜか同じクラスで隣の席なんですよ。で、お互い正体を隠しながら「ピュアな優等生」と「清楚な優等生」を演じてるんですけど、二人きりになった瞬間、本性が出る。天使は腹黒くて打算的、悪魔は実は心優しくて世話焼き。この逆転構造が最高に面白いんです。
しかも、演技してるうちに本当に惹かれ合っちゃうんですよ。天使は「こんな純粋な悪魔がいるわけない」って動揺するし、悪魔は「天使のくせにこんなに人間臭いなんて」って戸惑う。互いの組織には絶対バレちゃいけない、人間にも正体を知られちゃいけない、それなのに距離が縮まっていく。この緊張感とドキドキが同居してる感じ、たまらないんです。
『電撃マオウ』連載で、笑えるコメディと胸がキュンとする展開が絶妙に混ざり合ってます。学園ラブコメの皮を被った異種間恋愛なんですが、設定に甘えずキャラの魅力で引っ張ってくれる。二人の掛け合いだけで何時間でも読んでいられるんです。
2018年から積み上げてきた21巻分、一気に読むとまた格別なんですよ。最初は牽制し合ってた二人が、どう変わっていくのか。その過程を見届けるのが、もう楽しくて仕方ない。
天使と悪魔、どっちが先に堕ちるのか。その答えを見届けてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『愚かな天使は悪魔と踊る』は全何巻?
現在21巻まで刊行中です。