恋は雨上がりのように』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

陸上部のエースだった女子高生・橘あきらは、ケガによって走ることを断念し、ファミレスでアルバイトを始める。そこで出会った店長は45歳の冴えない中年男性だったが、あきらは彼に恋をしてしまう。17歳と45歳。高校生と中年店長。誰が見ても歪な関係だが、彼女の想いは本物だ。だが店長は戸惑い、距離を置こうとする……。

眉月じゅんは『九龍ジェネリックロマンス』でも独特の空気感を持つ作品を生み出しているが、本作はそれ以前に放たれた一作です。月刊!スピリッツで2014年から2018年まで連載され、第63回小学館漫画賞一般向け部門を受賞。年齢差恋愛というモチーフ自体は珍しくありませんが、この作品が優れているのは、単なる禁断の恋として消費しない点にあります。あきらの想いは純粋だが、店長は彼女を恋愛対象として見ることを拒む。その葛藤を通じて、恋愛とは何か、青春とは何かが静かに問い直されていく。2018年にはWIT STUDIOによるアニメ化、実写映画化もされ、幅広い層に支持されました。

雨上がりの空気を思わせる透明感ある画面と、どこか切ない余韻。既刊10巻で完結した本作は、恋愛漫画の新しい地平を示した作品です。

まだ読んでいないあなたへ

完結10巻。

小学館漫画賞受賞作です。

ファミレスでバイトする女子高生が、45歳の店長に恋をするんです。きっかけは雨宿り。走ることをやめた彼女が、走ることをやめた彼と出会った瞬間から、この物語は始まります。

「年の差恋愛もの」と聞いて身構える必要はありません。この作品が描くのは、誰かを好きになる気持ちの真っ直ぐさと、それだけでは越えられない現実のラインです。告白されて戸惑う店長の表情、想いを伝えようと必死になる彼女の姿。どちらも嘘がなくて、だからこそ読んでいて胸が痛くなるんです。

著者の眉月じゅんさんが描く雨の表現が、この作品の核心を支えています。降り続ける雨、止んだ後の空気、アスファルトに残る水溜まり。すべてのコマに、二人が抱える「止まってしまった時間」が刻まれているんです。

アニメ化・実写映画化もされた本作は、恋愛漫画の枠を超えて「もう一度走り出すこと」を問いかけてきます。彼女は走ることに、彼は夢に、それぞれ背を向けた理由があって。その痛みを知っているから、二人は互いの中に何かを見つけてしまったんです。

雨が上がった後、何が見えるのか。ぜひ10巻まで読み切ってください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『恋は雨上がりのように』は全何巻?

全10巻で完結済みです。