恋と嘘』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

政府が科学的手法によって決定する「運命の相手」と結婚することが義務づけられた日本。主人公は16歳になり、まもなく通知される相手を待つ身だった。だが通知前夜、彼は想いを寄せてきた少女と初めてのキスを交わしてしまう。翌日届いた通知書に記された名は、別の少女だった。政府が選んだ相手か、自ら選んだ恋か……。

『恋と嘘』は、マンガボックスで2015年から連載されたムサヲの代表作である。少子化対策として結婚相手を国家が決定するという設定は、一見荒唐無稽に思えるかもしれない。だがこの作品が優れているのは、SF的ガジェットを青春ドラマの装置として徹底的に機能させている点です。政府通知という絶対的な障壁があるからこそ、主人公の葛藤は切実さを増し、選択の重みが際立つ。第10回マンガ大賞受賞、アニメ化・実写映画化という評価は、この設定の強度を証明している。ムサヲは後に『彼氏時々彼女』でも性別という境界線をテーマに据えており、「二者択一を迫られる青春」を描く作家性が一貫している。

既刊12巻。選ぶことの痛みを知りたいなら、この作品を開いてください。

まだ読んでいないあなたへ

16歳になったら、国が決めた相手と結婚する。

これ、SF設定じゃないんです。この世界では当たり前の制度として機能してて、主人公たちはその中で生きてるんですよ。で、主人公の少年は、ずっと好きだった子に告白して両想いになった直後に、政府から通知が届くんです。「あなたの結婚相手はこの人です」って。しかも通知された相手は、全く知らない女の子。

想像してみてください。好きな人と結ばれたその日に、別の誰かとの結婚が確定する。断れば罰則。従えば、好きな人を諦めることになる。どっちを選んでも誰かが傷つく状況に、16歳が立たされるんです。

この漫画がえぐいのは、政府通知の相手も、ただの邪魔者じゃないってとこなんですよ。彼女は彼女で必死で、真剣で、読んでるうちにどっちの味方もできなくなってくる。正解なんてない問いを突きつけられて、登場人物全員がもがいてる。

既刊12巻。2017年にアニメ化と実写映画化もされて、マンガ大賞も受賞してます。恋愛漫画って括りじゃ収まらない。これは制度と感情の、どうしようもない衝突を描いた物語なんです。

一度読み始めたら、誰を応援するか決められないまま最後まで走り抜けることになりますよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『恋と嘘』は全何巻?

全12巻で完結済みです。