『幇間探偵しゃろく』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
江戸の市井に生きる幇間——宴席で客を楽しませる芸人の「しゃろく」が、浮世絵の謎を解き明かす。彼が足を踏み入れるのは、版元の陰謀、絵師の確執、そして浮世絵に秘められた暗号の世界。持ち前の観察眼と話術で、しゃろくは事件の真相へと迫っていく……。
原作のUE Kiichirouと作画のAOKI Tomoによる本作は、ビッグコミックオリジナル増刊に連載された歴史ミステリーだ。二人は『浮世絵探偵団』『江戸の謎解き』と長年のコンビで作品を世に送り出してきたが、本作では幇間という独特の職業を探偵役に据えた点が新しい。浮世絵を題材にしたミステリーは数あれど、版元や絵師の世界を舞台に、幇間の視点から描いた作品はほかに類を見ません。第1回浮世絵大賞で最優秀作品賞を受賞し、2023年には映画化、2025年にはアニメスタジオ江戸によるアニメ『浮世絵探偵団』として映像化される。海外でも翻訳され、2021年にはアメリカのマンガアワードで最優秀作品賞に輝いた。
既刊3巻。江戸の空気を纏った本格ミステリーを、今こそ手に取るべきです。
まだ読んでいないあなたへ
江戸時代に探偵なんていたのか。
いたんです、幇間という形で。
幇間っていうのは宴席を盛り上げる職業芸人のこと。でもこの作品の主人公は、その立場を使って江戸の闇に潜む謎を解いていくんですよ。宴席に呼ばれるから、大店の旦那衆も武家屋敷も自由に出入りできる。酒が入れば人は饒舌になる。そこで耳にした情報の断片を繋ぎ合わせて、誰も気づかない真相に辿り着く。
浮世絵が重要な鍵を握る事件が多いんですが、これが実に巧妙なんです。当時の浮世絵には、今では読み解けない仕掛けや暗号が仕込まれていることがある。主人公はそれを読み解く目を持っている。絵師の筆遣い一つ、構図の僅かな歪み一つから、隠されたメッセージを炙り出していく過程が、もう堪らなく面白い。
UE KiichirouとAOKI Tomoのコンビは「浮世絵探偵団」「江戸の謎解き」でも組んでいて、江戸時代の空気を描かせたら右に出る者がいないんです。路地裏の湿った匂いまで伝わってくるような描写力。第1回浮世絵大賞で最優秀作品賞を獲ったのも納得の完成度です。
既刊3巻。2023年には映画化もされて、2025年にはアニメ「浮世絵探偵団」も控えている。今のうちに読んでおかないと、確実に後悔しますよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『幇間探偵しゃろく』は全何巻?
全3巻で完結済みです。