『帝の至宝』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
まだ読んでいないあなたへ
既刊7巻。
2005年から2007年のわずか2年で完結した、LaLa DX大賞受賞作なんです。
舞台は遥か昔の宮廷。身分も財産もない少女が、その小さな体で薬草を扱い、人を癒す知恵だけを武器に生きている。そこへ現れる優しい男性との出会い——ただし、彼と彼女の間には、身分という名の途方もない距離があるんですよ。
この作品、恋の成就を急がないんです。むしろ、ゆっくりと、ゆっくりと、二人の心が近づいていく過程を丁寧に描く。彼女の優しさと聡明さが、どう相手の心に届くのか。彼の立場が、どれほど二人を引き裂こうとするのか。焦れったいほどの時間をかけて、読者の感情を揺さぶってくるんです。
でも、決して重苦しくない。友情や、日常のささやかな喜びが、物語に確かな温度を与えている。コメディの要素が絶妙に混ざって、読んでいて心が温かくなる瞬間が何度もあります。
中野エミコは歴史ものを得意とする作家で、『王の器』という作品も手がけているんですが、この『帝の至宝』はその代表作。台湾や韓国でも翻訳されて、言葉の壁を超えて支持されているのには理由があるんです。身分差という普遍的なテーマを、これほど優しく、これほど切なく描ける作品は、そうそうないから。
全7巻という手に取りやすい長さで、一つの恋の物語が完結する贅沢。一度読み始めたら、二人がどこへ辿り着くのか、最後まで見届けずにはいられなくなりますよ。
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
『帝の至宝』は漫画作品。現在7巻まで刊行中。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『帝の至宝』は全何巻?
全7巻で完結済みです。