『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
月額2万1千円。この数字が、一家の大黒柱たる夫に許されたこづかいの全てである。モーニング連載、吉本浩二が描く本作の主人公は、妻が管理する家計の中で、限られた予算をやりくりしながら日々を生き抜く。コンビニでの買い物ひとつ、同僚との昼食ひとつが、綿密な計算と決断を要求される。彼の金欠ライフは、果たして悲劇なのか、それとも……。
吉本浩二という作家は、日常の些細な出来事に潜む可笑しみと切実さを描き出すことに長けている。本作もその系譜に連なる一作です。家計管理という、多くの家庭が抱える現実的なテーマを扱いながら、説教臭さや重苦しさとは無縁。主人公の節約術は涙ぐましくもあり、時にバカバカしくもあり、そして何より愛おしい。妻との関係、家族との日常が、限られた予算の中で浮かび上がる構成は、青年誌ならではの視点だろう。家計簿を握る側も、握られる側も、思わず頷いてしまう場面が随所にある。
既刊9巻、連載は続いている。月2万1千円の世界を、あなたも覗いてみてはいかがでしょうか。
まだ読んでいないあなたへ
月2万1千円。
これが夫の小遣いなんです。
吉本浩二が描く『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ』は、タイトル通り月額2万1千円の小遣いで生きる夫の物語。コンビニで缶コーヒー1本買うのも、昼飯を外で食べるのも計算しなきゃいけない。飲み会の誘いは即座に家計シミュレーション。でもね、この作品、ただの貧乏話じゃないんです。
この主人公、文句を言わないんですよ。むしろ工夫するんです。限られた予算内でどう楽しむか、どう満足を見つけるか。その姿勢が妙に清々しい。節約術というより、むしろ生き方の哲学が見えてくる。「こうすれば100円浮く」というテクニック本的な面白さと、「お金がなくても豊かに生きられる」という人生の発見が同居してるんです。
家族との関係も絶妙。妻は決して悪者じゃない。子どもたちも愛おしい。ただ家計という現実がある。その中で夫がどう立ち回るか。笑えるけど切実で、他人事じゃない。
「モーニング」連載中、既刊9巻。リアルなお金の話を、ここまで明るく描ける作家は吉本浩二しかいません。読めば財布の紐が締まるか、それとも人生観が変わるか。たぶん両方です。
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よくある質問
『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ』は全何巻?
現在9巻まで刊行中です。