『女王の花』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
王族の娘として生まれながら、政争に巻き込まれ奴隷へと転落した少女。その苛烈な運命の中で、彼女は生き延びるための力を手に入れ、やがて失われた地位を取り戻すために立ち上がる。家族の死、裏切り、そして己の願いを胸に、少女は権力闘争の渦中へと身を投じていく……。
和泉かねよしは『二の姫の物語』など、歴史を舞台にした骨太な少女漫画で知られる作家だが、本作は2009年から2013年まで『ベツコミ』で連載され、第34回講談社漫画賞少女部門を受賞した代表作である。ファンタジー要素を含みつつも、描かれるのは政治の冷徹さと人間の欲望です。王宮の華やかさの裏に潜む陰謀、権力を巡る駆け引き、そして主人公が奴隷の身から這い上がる過程を、甘さを排して描き切っている。アジア圏での人気も高く、韓国では累計100万部を超える売上を記録しました。少女漫画の枠に収まらない重厚なドラマ性が、国境を越えて支持されている証でしょう。
既刊15巻。歴史大河ロマンとしての完成度を、ぜひ味わってほしい。
まだ読んでいないあなたへ
講談社漫画賞少女部門受賞。
全15巻。
王女として生まれながら、奴隷の身分に突き落とされる。これが主人公の物語の始まりなんです。家族を奪われ、自由を奪われ、それでも生き延びる少女の目に何が映るのか。この作品はその答えを容赦なく描き切っています。
少女漫画の王道であるロマンスがありながら、政治の駆け引きが容赦なく人を追い詰めていく。誰かを守りたいと願う気持ちが、時に何万もの兵を動かし、国の命運を左右する。個人の願いと国家の運命が交錯する瞬間の緊張感は、読んでいて息をするのを忘れるほどなんです。
奴隷として這い上がる過程で、彼女は多くの人の思惑に翻弄されます。でもただ流されるだけじゃない。自分の意志で選び、自分の足で立とうとする。その姿勢が読者の心を掴んで離さないんですよ。
和泉かねよしが描く人物は、誰もが自分なりの正義を持っています。善人も悪人もいない。ただ、それぞれの信じる道を進む人間がいるだけ。だからこそ対立が深く、喪失が重い。
アジア圏で累計100万部を超える支持を得ているのには理由があります。美しい絵柄の向こうに、人間の業と希望が容赦なく描かれているからです。
一度読み始めたら、彼女が辿り着く場所を見届けずにはいられなくなります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『女王の花』は全何巻?
全15巻で完結済みです。