天にひびき』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

ヤングキングアワーズで2017年から2021年まで連載された本作は、音楽を軸に据えた青春群像劇だ。舞台は学園、描かれるのは若者たちの成長と葛藤。音を通じて何かを掴もうとする登場人物たちの姿が、全10巻にわたって紡がれていく。彼らは音楽に何を求め、何を見出すのか……。

山村竜也は音楽をテーマにした作品を多く手がける作家で、その筆致は常に誠実だ。本作は第1回ヤングキングアワーズ大賞を受賞した作品であり、音楽漫画というジャンルにおいて確かな評価を得ている。音楽業界を舞台にした物語を描いてきた山村の手腕が、ここでは学園という枠組みの中で発揮される。音楽と青春、この二つのモチーフを安易に消費せず、泥臭く、しかし真摯に向き合った作品です。演奏シーンの描写に説得力があるのは言うまでもなく、キャラクターたちの関係性の変化が丁寧に追われている点も見逃せません。

音楽をテーマにした漫画は数多くありますが、本作はその中でも地に足のついた一作として記憶されるべき作品でしょう。既刊10巻、一気に読み通す価値があります。

まだ読んでいないあなたへ

既刊10巻。

音楽漫画なのに、一音も聴こえてこないはずなのに、演奏シーンで鳥肌が立つんです。

山村竜也が描くのは、楽器を手にした高校生たちの青春ドラマ。ただの「頑張る若者」の話じゃないんですよ。練習しても上達しない焦り、仲間の成長に置いていかれる惨めさ、一度きりの本番で全てが決まる残酷さ——音楽に挑む彼らの葛藤が、容赦なく突きつけられます。

凄いのは、楽譜が読めなくても演奏経験がなくても、彼らが何に苦しみ何を掴もうとしているのかが心臓レベルで伝わってくること。指先に神経を集中させる緊張、息を合わせる一瞬の交感、音を紡ぎ出す瞬間の解放感——それらが絵だけで、台詞だけで、圧倒的な熱量で迫ってくるんです。

「音楽の王子様」など音楽ものを手がけてきた山村竜也だからこそ描ける、音楽への真摯な眼差しと容赦ない現実。第1回ヤングキングアワーズ大賞を受賞した本作は、青春を音に賭けた者たちの、美しくて痛い物語なんです。

演奏が終わった後のあの静寂、あの余韻を、あなたも体験してください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『天にひびき』は全何巻?

全10巻で完結済みです。