土佐の一本釣り』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

高知の海に生きる若者たちを描いた青春群像劇。カツオ漁師として成長していく主人公の姿を通して、海の厳しさと人間の絆が淡々と、しかし力強く綴られていく。仲間との友情、漁師としての技術の習得、荒れ狂う自然との対峙——若者が一人前の漁師へと変貌する過程が、既刊25巻にわたって描かれる。

青柳裕介が1970年代後半、『ビッグコミック』誌上で発表した本作は、第25回小学館漫画賞を受賞し、青年漫画における労働の描写に新たな地平を開いた。従来の青年誌が都市生活や人間模様を主題としていた時代に、あえて地方の第一次産業に焦点を当てた挑戦は、当時としては異例だったといえる。青柳の筆致は叙情に流れず、海の仕事の過酷さと喜びを等価に提示する。カツオ漁という題材を通して、成長とは何か、働くとは何かという普遍的な問いが浮かび上がってくるのです。高知県では今なお地域の誇りとして親しまれているという事実が、この作品の持つ力を物語っています。

一本釣りという漁法が象徴するように、一人の人間が自らの技術と肉体で自然と向き合う姿——その根源的な営みがここにあります。

まだ読んでいないあなたへ

第25回小学館漫画賞受賞。

それも納得の、海の男たちの物語です。

土佐沖の荒波に揉まれながら、一本の釣り糸でカツオを釣り上げる。その一瞬に人生を賭ける漁師たちの姿を描いた作品なんですが、これがもう、読んでいるだけで潮風と汗の匂いが漂ってくるんです。主人公が成長していく過程で、海の厳しさと仲間との絆が交錯する。派手な演出なんて何もない。ただ、男たちが黙々と釣り糸を垂れ、時には怒鳴り合い、時には笑い合う。その日常の中に、人間の生き様が詰まっているんですよ。

1978年から1979年にかけてビッグコミックで連載された本作は、高知県では今も地域の誇りとして愛され続けています。それは、この作品が単なるフィクションではなく、本当にあの海で生きてきた人々の魂を掴んで描いているからなんです。

青柳裕介が青年誌で紡いだこの物語は、既刊25巻。一本の釣り糸が教えてくれる人生の重さを、あなたもぜひ感じてください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『土佐の一本釣り』は全何巻?

全25巻で完結済みです。