吉祥寺だけが住みたい街ですか?』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

双子姉妹が営む不動産屋を舞台に、東京の街を物件探しを通じて紹介していく。吉祥寺に住みたいという客に対し、姉妹は「本当にそこがいいの?」と問いかけ、阿佐ヶ谷、中野、三軒茶屋……知られざる街の魅力を提案する。ブランド地名にとらわれない、真の「住みやすさ」とは何か。

マキヒロチは『いつかティファニーで朝食を』で日常の機微を描いてきた作者だ。本作でもその手腕は健在で、家賃相場や商店街の雰囲気、駅からの距離といった生活実感を丁寧に拾い上げる。ヤングマガジンサード連載という青年誌の枠組みの中で、物件という切り口から東京という都市の多面性を浮かび上がらせる構成は見事だ。街歩きコメディとしての軽妙さを保ちつつ、読後には自分の住む街を見直したくなる。2022年に「本当に住んでみたいマンガに出てくる街」ランキングで第1位に選ばれたのも納得の仕上がりです。

既刊6巻。東京在住者もそうでない人も、この双子の案内で新しい街に出会えます。

まだ読んでいないあなたへ

吉祥寺、住みたい街ランキング1位。

でも本当に?

不動産屋を営む双子姉妹が、お客さんの「吉祥寺に住みたい」という要望に、毎回真っ向から異を唱えるんです。吉祥寺より家賃が安くて、もっと住みやすい街があるって。そこから始まる東京の街案内が、もう目から鱗なんですよ。

この作品のすごいところは、街の「解像度」なんです。駅から徒歩何分のエリアに何があって、スーパーの品揃えはどうで、夜道の雰囲気はどんな感じか。ガイドブックには載らない、本当に住む人にしか分からない情報を、双子姉妹が淡々と、でも熱を込めて語るんです。読んでいると、自分が知らない東京の表情が次々と浮かび上がってくる。

中野、三軒茶屋、阿佐ヶ谷。名前は知っているけど降りたことがない駅が、こんなにも豊かな顔を持っていたのかと驚きます。そして気づくんです。「住みたい街」って、ランキングじゃなくて、自分の暮らし方で決まるものなんだって。

マキヒロチが描く日常は、派手な事件も大きなドラマもない。でもページをめくるたびに、街が、人が、生活が愛おしくなる。『いつかティファニーで朝食を』で日常を紡いだ著者が、今度は「街」という器に日々を注ぎ込んだんです。

既刊6巻。東京に住んでいる人も、地方に住んでいる人も、読めば必ず自分の街を歩きたくなります。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』は全何巻?

全6巻で完結済みです。