吉原プラトニック』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

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この作品について

江戸の吉原遊廓を舞台に、浮世絵師と花魁が織りなす物語。主人公は絵師として名を馳せる男。彼が描くのは、遊女たちの華やかな姿ではなく、その奥に潜む人間の本質だ。一方、吉原で生きる女たちもまた、客を取るだけの存在ではない。料理を通じて心を通わせ、絵筆を通じて互いの内面を見つめ合う。遊郭という空間で交わされるのは、肉体ではなく魂の対話……。

藤川よつ葉とオキモト・シュウという二人の作家が組んだ本作は、モーニング誌上で第1回新人漫画賞佳作を受賞した実績を持つ。歴史モノでありながら、恋愛と料理という異なる要素を巧みに配合し、吉原という舞台を単なる背景に留めていません。絵師の視点から描かれる浮世絵の世界は、当時の美意識や技法への深い理解を感じさせます。遊女たちが作る料理の描写も丁寧で、食を通じた心の交流が物語に奥行きを与えている。既刊4巻という分量ながら、一つ一つのエピソードが濃密で、読後には確かな余韻が残る作品です。

歴史と人間ドラマの交差点に立つ一作。モーニングが世に送り出した、静かな熱を秘めた逸品をぜひ手に取ってみてください。

まだ読んでいないあなたへ

江戸の吉原で、料理と浮世絵が交わるんです。

藤川よつ葉原作、オキモト・シュウ作画。この二人が描くのは、花魁でも遊郭の闇でもない。吉原という場所で生きる人々の、ひたむきな営みなんです。料理を作る者、浮世絵を描く者。それぞれが自分の仕事に誠実で、その手から生まれるものに魂を込めている。その姿が、驚くほど静かに心に響いてくる。

「モーニング」連載作で、第1回モーニング新人漫画賞佳作受賞。既刊4巻。歴史モノでありながら、説明臭さが一切ないんですよ。時代考証を土台にしつつ、料理の湯気や筆先に込められた想いを丁寧に描いていく。そこに恋愛が絡んでくるんですが、これがまた派手じゃない。けれど、だからこそ胸に残るんです。

江戸時代の吉原を舞台にした作品は数あれど、この切り口は新鮮でした。華やかな世界の裏で、黙々と手を動かす人たちがいる。その手仕事が、誰かの心を動かす。そんな物語なんです。

読み終わったとき、きっとあなたも何か作りたくなる。そういう作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『吉原プラトニック』は全何巻?

全4巻で完結済みです。