『千年万年りんごの子』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
朝永あさひは、東北の小さな町で生まれ育った少女。祖母から受け継いだりんごの樹とともに、四季の移ろいを静かに見つめながら暮らしていた。ある日、樹齢百年を超えるその樹が枯れかけたとき、彼女は不思議な声を聞く。それは樹そのものの記憶だった——。
田中愛は『千年万年りんごの子』で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した。女性向け作品を中心に手がける作家だが、本作の評価は単なる恋愛ドラマの枠を超えている。りんごの樹を通して語られる家族の系譜、愛と孤独、喪失と再生。風景描写の美しさと、人間の営みを静かに見守る時間の流れが、読む者の心に深く沈んでいく。イタン誌に連載された本作は、後に映画化もされ、海外でも多言語に翻訳された。特にアジア諸国での評価が高く、国内外の漫画賞でも受賞を重ねている。
既刊3巻。時を超えて受け継がれるものの重みを、今こそ手に取ってほしい作品です。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。
この一文だけで、どれだけの作品が受賞を逃してきたか想像してみてください。そのなかで2000年代初頭、田中愛が描いた「千年万年りんごの子」は日本の審査員たちの心を射抜いたんです。しかも映画化までされた。既刊3巻という短さで、です。
なぜこれほど評価されたのか。答えは読めばわかります。歴史の重みと日常の機微が同居する画面から、人が生きること、愛すること、孤独を抱えること、そして誰かの子として生まれた意味が、言葉ではなく「絵」と「間」で迫ってくるんです。田中愛の風景描写は美しいだけじゃない。そこに人がいて、時が流れて、やがて何かが失われていく予感まで画面に焼きついている。
女性向けと分類されていますが、性別を問わず胸を締めつけられる物語です。家族とは、運命とは何か。答えは出ない。でも読み終えたあと、あなたの中で確実に何かが変わっている。そういう作品なんです。
3巻で完結しているかは明記されていません。でもこの密度で既刊3巻。十分すぎるほど、心に刺さる時間を過ごせます。アジア諸国でも翻訳され、海外の漫画賞まで獲った理由を、あなた自身の目で確かめてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『千年万年りんごの子』は全何巻?
全3巻で完結済みです。