冷たくて柔らか』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

『冷たくて柔らか』は、集英社の女性誌「Cocohana」で2019年から連載中の魚住亜美による作品だ。既刊6巻。百合という枠組みのなかで恋愛と自己発見を描きながら、登場人物たちの関係性が少しずつ変化していく過程を丁寧に追っていく。日常の何気ない場面から、互いの距離感を測りかねる繊細な心の動きまで、静かに、しかし確実に物語は進んでいく。

「Cocohana」という雑誌の性質上、本作は大人の女性読者を想定した作りになっている。百合ジャンルでありながら、派手な展開や劇的な告白シーンに頼らず、むしろ言葉にならない感情のゆらぎ、関係性の微妙な変化を丹念に掬い上げていく作風です。魚住亜美は百合ジャンルで評価を得てきた作家で、そのキャリアが本作にも反映されている。恋愛を描くとき、相手との距離をどう測るか、自分の気持ちをどう受け止めるか——そうした内面の揺れを、過剰にならない筆致で表現する手腕は、確かなものがあります。

百合ジャンルのファンから高い支持を集めているのも頷ける一作です。既刊6巻、物語はまだ続いています。

まだ読んでいないあなたへ

既刊6巻。

「Cocohana」で連載中の、あなたがまだ知らない百合漫画です。

タイトルの「冷たくて柔らか」って、矛盾してますよね。でもこの二つの言葉が同時に成立する瞬間が、確かにあるんです。人を好きになるときの、あの感覚。胸が締め付けられるような切なさと、触れたら溶けてしまいそうな優しさが、一度に押し寄せてくる、あの感じ。

魚住亜美が描くのは、派手な展開じゃありません。誰かを好きになって、その気持ちにどう向き合うか。相手との距離をどう測るか。自分の本当の気持ちを、どうやって受け入れるか。そういう、誰もが通る道を、驚くほど丁寧に、解像度高く描いていくんです。

読んでいると、ページをめくる手が止まる瞬間があります。登場人物たちの表情、視線の交わり方、言葉にならない間。そこに込められた感情が、じわじわと胸に染み込んでくるんですよ。

恋愛を描いた作品は山ほどあります。でも、この作品が描くのは「恋に落ちる過程」そのものなんです。気づいたら相手のことばかり考えている自分に戸惑い、でもその気持ちから目を逸らせなくなる。そんな繊細な心の動きが、1ページ1ページに息づいています。

静かで、優しくて、でも確実に心を掴んで離さない。そんな作品を探しているなら、手に取ってみてください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『冷たくて柔らか』は全何巻?

現在6巻まで刊行中です。