『兄友』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
高校一年生の藤崎真央は、極度の人見知り。そんな彼女が恋したのは、兄の親友だった。兄の部屋で偶然出会ったその人の優しい笑顔に、真央の心は一瞬で奪われる。だが問題は山積みだ。まず、話しかけることすらできない。次に、相手は兄の友人という微妙な立場。そして何より、恋愛経験ゼロの自分に、この想いをどう育てればいいのか……。
赤瓦もどむのデビュー作である本作は、第40回白泉社アテナ新人大賞佳作を受賞し、「花とゆめ」で連載された。新人作家の第一作とは思えない繊細な心理描写が光っています。シャイなヒロインという設定自体は少女漫画の王道ですが、本作が優れているのは、真央の「話せない」葛藤を丁寧に掬い上げる手つきにある。彼女の視線の動き、言葉が喉で詰まる瞬間、勇気を出そうとして出せない表情。それらが積み重なって、読者は真央と一緒にもどかしさを噛み締めることになる。2018年の実写映画化は、この作品が持つ普遍的な共感力の証明だろう。
初恋の不器用さを、ここまで愛おしく描いた作品は稀です。既刊10巻、あの頃の自分を思い出したい人にこそ手に取ってほしい一作です。
まだ読んでいないあなたへ
兄の友達を好きになるって、どうしてこんなに切ないんでしょう。
『兄友』は、女子高生・秋月茉莉が兄の親友に恋をする物語です。でもこれ、よくある胸キュンラブコメじゃないんです。茉莉は極度の人見知りで、好きな人の前ではまともに喋ることすらできない。目も合わせられない。挨拶するだけで心臓が爆発しそうになる。そういう女の子なんですよ。
だから彼女の恋は、一歩進むのに全身全霊が必要なんです。「おはよう」と言えただけで一日分のエネルギーを使い果たす。会話が三往復続いたら奇跡。デートなんて、もう命懸けのミッション。でも、その一言一言に込められた勇気の重さが、読んでいて胸を締め付けるんです。
赤瓦もどむ先生のデビュー作にして第40回白泉社アテナ新人大賞佳作受賞作。2018年には実写映画化もされた本作、全10巻完結です。初恋の甘酸っぱさと、思春期の不器用さを、これほど丁寧にすくい上げた作品はなかなかありません。
茉莉の一歩一歩が愛おしくて、応援せずにはいられなくなります。恋する気持ちって、本当はこんなに尊くて、こんなに勇気がいるものだったんだって、思い出させてくれるんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『兄友』は全何巻?
全10巻で完結済みです。