『久保さんは僕を許さない』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
教室で誰にも気づかれない、存在感の薄い男子高校生・白石純太。そんな彼の隣の席に座る久保さんだけは、なぜか純太のことを放っておかない。話しかけ、からかい、そして笑う。純太が透明人間のように扱われる日常に、彼女だけが確かな色を塗っていく。「気づいてもらえない」ことを諦めていた地味系男子と、その存在を執拗に認識し続けるクラスメートの少女。このズレから始まる関係は、どこへ向かうのか……。
週刊ヤングジャンプで2019年から2023年まで連載された本作は、いわゆる「いじり系ヒロイン」という類型を扱いながら、その実、真摯なスローロマンスを描いています。次にくるマンガ大賞で二度のランクイン、累計発行部数100万部突破、そしてアニメ化・実写映画化と、青年誌ラブコメの成功例として注目されました。雪森寧寧のデビュー作にして代表作である本作が評価されたのは、久保さんの「許さない」という言葉に込められた、相手を見失わない意志の強さでしょう。存在を認識されないことに慣れきった少年が、一人の少女によって世界に引き戻されていく過程は、穏やかでありながら確かな熱を持っています。
既刊12巻で完結したこの物語、今から追いかけるには丁度いい分量です。透明だった少年が、少女の執拗な視線によって輪郭を得ていく様を、ぜひご覧ください。
まだ読んでいないあなたへ
存在感がなさすぎて、誰にも覚えてもらえない。
高校生の白石くんは、そういう人間なんです。クラスで隣の席になっても、廊下ですれ違っても、誰も彼の存在に気づかない。出席を取られても返事が聞こえない。それくらい、この世界から透明な男子高校生。
でも、ただ一人。久保さんだけは、彼を見つけてしまうんです。
「白石くーん、また透明になってるよ」って、いつも彼のそばにやってくる。廊下で立ち止まっていれば話しかけ、教室で一人でいれば隣に座り、存在が薄れそうになるたび「ここにいるでしょ」って引き戻してくれる。久保さんの目には、確かに白石くんが映っているんです。
この距離感が、たまらなく心地いい。久保さんはグイグイくるわけじゃない。でも、白石くんから決して目を離さない。いじるように、からかうように、でもどこか優しく、彼の世界に入り込んでくる。その絶妙な"許さなさ"に、読んでるこっちまでドキドキさせられるんですよ。
週刊ヤングジャンプで4年近く連載され、累計100万部を突破し、アニメ化も映画化もされた作品です。既刊12巻。派手な展開はありません。でも、ページをめくるたび、二人の間にある"何か"が少しずつ形を変えていく。その変化を見逃したくなくて、気づいたら最新巻まで追いかけてしまう。
誰かに見つけてもらえるって、こんなにも尊いことだったんだなって、この漫画が教えてくれます。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『久保さんは僕を許さない』は全何巻?
全12巻で完結済みです。