中間管理録トネガワ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

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この作品について

福本伸行原作『賭博黙示録カイジ』『アカギ』に登場する帝愛グループ幹部・利根川幸雄。組織の命令と現場の板挟みになりながら、彼は今日も部下を率いて理不尽なプロジェクトに挑む。デスゲームの裏側で繰り広げられる、中間管理職の苦悩と奮闘の日々……。

萩原天晴・橋本智広・三好智樹による本作は、福本作品の悪役を主人公に据えたスピンオフだ。原作では冷酷非情な幹部として描かれた利根川が、ここでは上司の無茶振りに振り回され、部下の失態に頭を抱え、会議で消耗する一介のサラリーマンとして立ち現れる。カイジたちが命を懸けて挑んだゲームの設営過程が、実は綿密な会議と予算調整と根回しの産物だったという視点の転換が痛快です。福本節の重厚な心理描写はそのままに、組織人としてのリアルな悲哀をコメディに昇華させる手腕は見事。月刊ヤングマガジン連載で既刊10巻、2018年にはMADHOUSEによるアニメ化、2022年には実写映画化と、メディアミックス展開も果たしています。

悪の組織にも、稟議書と忖度と飲み会がある。その事実を知った時、あなたの月曜日は少しだけ軽くなるはずです。

まだ読んでいないあなたへ

『カイジ』のあの男が、まさかのスピンオフで主役です。

帝愛グループ幹部・利根川幸雄。会長の命令一つで部下を地獄に突き落とす冷酷な男が、実は上と下に挟まれて胃を痛めていたなんて、誰が想像したでしょうか。原作・福本伸行、脚本・萩原天晴、作画・橋本智広と三好智樹という布陣で描かれるのは、あの緊迫した賭博シーンではなく、会議室での果てしない議論と、部下のミスに頭を抱える日常なんです。

会長の「若者向けのギャンブルを考えろ」という無茶振りから始まる会議が、なぜか延々とチンチロリンの呼び名論争に発展する。取引先との接待ゴルフで、部下たちが次々とやらかす。あの威厳たっぷりの利根川が、実は課長レベルの悩みを抱えて生きていたんですよ。

本編では一瞬のシーンが、こちらでは何話もかけて描かれる。『カイジ』で語られなかった舞台裏が、ここまで濃密だったとは。ギャンブルも命の駆け引きもないのに、なぜこんなに笑えて、なぜこんなに共感してしまうのか。それは利根川の苦悩が、働くすべての人間の苦悩そのものだからなんです。

アニメ化に実写映画化まで果たした、既刊10巻。スピンオフという枠を完全に超えた傑作コメディ、ぜひ読んでみてください。

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よくある質問

『中間管理録トネガワ』は全何巻?

全10巻で完結済みです。