不滅のあなたへ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

不死の存在として世界に投げ込まれた「それ」は、最初は球体に過ぎなかった。やがて苔を写し、狼を写し、少年を写す。死と再生を繰り返しながら、出会った者の姿と記憶を取り込み、時代を超えて旅を続ける。だが「それ」が得るものは、必ず失われる運命にある。

『聲の形』で少年部門の講談社漫画賞を受賞し、映画化もされた大今良時の週刊少年マガジン連載作だ。前作で描いた「他者とどう向き合うか」というテーマを、不死という極限設定に置き換えて展開している。文化庁メディア芸術祭マンガ部門、さらには日本SF大賞という異例の評価を得たのは、少年誌でありながら「生とは何か」「自己とは何か」を正面から問い続ける姿勢が、ジャンルの枠を超えて響いたからです。変身能力という設定はバトル漫画の記号として使われがちだが、ここでは喪失と継承の寓話として機能する。死者の姿を纏い、その痛みを背負い、それでも前に進む主人公の旅は、哲学的でありながら決して観念的にならない。

既刊25巻。不死であることの残酷さと尊さを描き切った傑作です。読み終えたとき、あなたが誰かを想う意味が、少し変わっているかもしれません。

まだ読んでいないあなたへ

不死って、本当に祝福なんでしょうか。

『聲の形』で京アニ映画化もされた大今良時が描く、これは不死の存在が「生きること」の意味を学んでいく物語なんです。主人公は最初、石ころみたいな「何か」でしかない。でも出会った人間の姿を記憶し、その人が死んだ後も生き続ける。大切な人を何度も何度も喪いながら、痛みを抱えて進んでいくんですよ。

ページをめくるたび、あなたは気づかされます。死なないということは、愛した人全員を見送らなければならないということなんだと。永遠に生きるということは、永遠に別れを繰り返すということなんだと。それでも前を向く主人公の姿に、読み終えた後も胸が震え続けるんです。

講談社漫画賞、文化庁メディア芸術祭、日本SF大賞。三冠を獲得したこの作品、海外でも高い評価を受けています。でもそんな権威より何より、一度読んだら忘れられない。誰かを大切に思う気持ちが、こんなにも痛くて、こんなにも美しいものだったのかと思い知らされるんです。

既刊25巻。あなたがもし、生きる意味について本気で考えたいなら、この作品を手に取ってほしい。不死の主人公が教えてくれるのは、限りある命の、かけがえのなさなんですから。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『不滅のあなたへ』は全何巻?

全25巻で完結済みです。