『上京生活録イチジョウ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
地方から東京へ。就職、恋愛、人間関係——上京者たちのリアルな葛藤と成長を描く群像劇が、モーニング誌上で展開された。舞台は現代の東京。故郷を離れ、夢や現実と向き合う若者たちの日常が、時にコミカルに、時にシビアに切り取られる。彼らは何を求め、何に躓き、何を手に入れるのか……。
本作の原作を手掛けるのは、『賭博黙示録カイジ』で知られる福本伸行と萩原天晴。そして作画を担当するのは、『賭博堕天録カイジ』シリーズでコンビを組んだ三好智樹と瀬戸義明です。福本作品といえば、極限状況下での心理戦や人間の本性を抉り出す作風が特徴ですが、本作はその作家性を「上京」というテーマに落とし込んだ点が興味深い。ギャンブルの代わりに立ちはだかるのは、都市生活の孤独や将来への不安、人間関係の綻び——そうした「日常の賭け」なのです。三好・瀬戸の作画は、カイジシリーズで培った表情の描写力を遺憾なく発揮し、登場人物たちの内面を繊細に映し出しています。
既刊6巻。上京経験者なら思わず頷く、未経験者には新鮮な驚きを与える、スライス・オブ・ライフの新境地がここにあります。
まだ読んでいないあなたへ
福本伸行が、ギャンブルを描かない。
『カイジ』の生みの親が原作を手がけた、上京青年の日常を描く物語。既刊6巻。賭博も命がけの勝負も出てきません。出てくるのは、地方から東京に出てきた若者たちの、何気ない毎日と小さな葛藤だけなんです。
でも、読むと分かります。福本伸行という作家は、ギャンブルを描いていたんじゃない。人間の心の動きを、極限まで拡大して見せていたんだって。その筆致が、今度は東京という街で迷い、悩み、ちょっとずつ前に進もうとする若者の心を、驚くほど繊細に掬い取っているんですよ。
萩原天晴が紡ぐ物語に、三好智樹と瀬戸義明の作画が温かい息吹を吹き込む。派手な展開はありません。でも、友達との何気ない会話、思い通りにならない現実、それでも諦めきれない何か——そういう「普通の日々」が、ページをめくる手を止めさせないんです。
モーニング連載、2021年から2023年まで。青年誌で描かれた、誰もが通ってきた「上京」という人生の一章。カイジを知っている人も知らない人も、あの頃の自分を思い出すはずです。
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よくある質問
『上京生活録イチジョウ』は全何巻?
全6巻で完結済みです。