『ワンパンマン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
趣味でヒーローを始めた男、サイタマ。どんな敵も一撃で倒してしまう圧倒的な力を持つ彼は、しかし強すぎるがゆえに戦いにスリルを感じられず、ヒーローとしての達成感も薄れていく。怪人が跋扈する世界で、無敵すぎる主人公が抱える奇妙な悩み。それは真面目なのか、ふざけているのか……。
原作者ONEがウェブで発表し熱狂的な支持を得た作品を、『アイシールド21』の村田雄介が圧倒的画力で再構築した本作は、従来のヒーロー物のフォーマットを逆手に取った構造が光る。主人公が「最初から最強」という設定は、バトル漫画の常識を覆す試みです。普通なら成長や修行を描くべきところを、あえて「強すぎて困る」という逆説に振り切ることで、従来のジャンルにはない笑いと哲学が生まれている。村田の緻密な作画は、コミカルな暴力描写にリアリティと迫力を与え、ギャグとシリアスの境界を曖昧にする。ONEの次作『モブサイコ100』にも通じる「力と自己」の問いが、ここでは徹底的にエンターテインメントへと昇華されています。
マンガ大賞、アイスナー賞、ハーヴェイ賞と国内外で評価され、アニメ化を経て世界的なヒットを記録した本作。既刊35巻、まだまだ物語は続きます。
まだ読んでいないあなたへ
既刊35巻、マンガ大賞受賞、海外でギネス記録。
どんな敵もパンチ一発で倒してしまう最強ヒーローが主人公なんです。普通なら成立しない設定ですよね。でもこの作品、そこが面白さの始まりなんですよ。
趣味でヒーローを始めた男が、努力の果てに辿り着いたのは圧倒的な力と、同時に失われた高揚感でした。命がけの戦いも、世界を脅かす怪人も、全部ワンパンで終わる。周りのヒーローたちは死力を尽くして戦っているのに、彼だけは無表情でそれを上回ってしまう。この温度差が、笑えて、同時に妙に胸に刺さるんです。
原作ONEの研ぎ澄まされた物語に、村田雄介が圧巻の画力で命を吹き込んでいます。紙面を割って飛び出してきそうな戦闘シーンと、脱力するほど日常的な主人公の表情。このギャップが35巻かけてどう転がっていくのか、一度読み始めたら止まりません。
「強すぎて退屈」という、誰も考えたことのない孤独を抱えた男の話なんです。周囲が必死に戦う中、彼は何を求めて拳を振るうのか。答えは意外なところにあるかもしれませんよ。
アイスナー賞もハーヴェイ賞も獲った、世界が認めた傑作です。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ワンパンマン』は全何巻?
現在35巻まで刊行中です。