ワニ男爵』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

『モーニング』誌上で2018年から2020年まで連載されたこの作品は、タイトル通り「ワニ男爵」なる人物を中心に展開する日常の物語だ。岡田卓也が描くのは、食と友情が交錯する穏やかな日々。ファンタジックな設定を持ちながら、舞台となるのは私たちの知る日常に近しい世界である。男爵という肩書きを持つワニが、どのような生活を送り、誰とどう関わるのか……。

本作は岡田の『モーニング』新人漫画賞受賞作から生まれた連載であり、青年誌らしい落ち着いたテンポで物語は進む。コメディとして分類されながらも、その笑いは声を上げて笑うものではなく、じんわりと口角が上がる種類のものです。食文化を絡めた描写は、読者に「食べること」の豊かさを思い出させる。ファンタジー要素は奇抜さを演出するためではなく、日常の延長線上に違和感なく溶け込んでいる。『モーニング』という媒体が育ててきた、生活実感のある作品群の系譜に連なる一作と言えるでしょう。

既刊3巻という手に取りやすい分量で完結しています。肩の力を抜いて、穏やかな時間に浸りたい方にこそ届けたい作品です。

まだ読んでいないあなたへ

ワニの男爵が、人間の街で暮らしてるんです。

これ、ファンタジーの皮を被った最高の日常コメディなんですよ。主人公は文字通りのワニ。でも貴族の称号を持っていて、人間社会に溶け込もうと必死に生きてる。その姿が、笑えるのに切なくて、気づいたら応援してるんです。

この作品の凄いところは、「異種族が人間の街で暮らす」という設定を、説教臭さゼロで描ききってるところ。ワニ男爵が人間の食べ物に戸惑ったり、日常の些細なことで悩んだりする様子が、妙にリアルで共感できちゃう。作者の岡田卓也さんは、第1回モーニング新人漫画賞を受賞しただけあって、コマ運びのテンポが絶妙なんです。

友情の描き方も秀逸で。ワニ男爵と周りの人々との関係が、説明なしにじわじわ深まっていく過程に、何度も胸が熱くなりました。

モーニング連載の青年向けなんですが、老若男女誰が読んでも楽しめる作品です。既刊3巻、一気読みできる分量なのも嬉しいポイント。日常に疲れたとき、この温かくて可笑しい世界に浸ってみてください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ワニ男爵』は全何巻?

全3巻で完結済みです。