『ロンリーガールに逆らえない』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
内気で友人も作れない女子高生・綾瀬本音は、ある日クラスメイトの女子に突然迫られる。図書室で、放課後の教室で、二人きりの空間で繰り広げられる距離の詰め方は、本音にとって断れるはずもなく……。『ComicYuriHime』に2017年から連載された本作は、押しに弱い主人公と積極的な相手という関係性を軸に、学園生活の何気ない日常を丁寧に切り取っていく。
著者・樫風の作風は、キャラクター造形の細やかさにある。表面的な「内気な子」として本音を描くのではなく、どうして人との距離が取れないのか、なぜ拒否できないのかという心理の機微を、表情とモノローグの積み重ねで描写する。そして本作では、主人公たちだけでなく、周囲の複数のカップルにも視点を当てることで、学園という場における「関係性の多様さ」を提示しているのが特徴です。一対一の関係に閉じず、それぞれの距離感・それぞれの想いの形を並列させることで、百合作品としての奥行きを生んでいる。
既刊6巻。内気な自分を変えたいと願う人にも、誰かとの距離の測り方に悩む人にも、この作品は静かに寄り添います。
まだ読んでいないあなたへ
孤独な少女に、あなたは逆らえますか。
この作品、タイトルだけ見ると「孤高のヒロインに振り回される話かな」って思うじゃないですか。でも違うんです。ここで描かれているのは、誰かの孤独に触れてしまった瞬間、もう後戻りできなくなる——そういう関係性の切実さなんですよ。
学園を舞台に、内気な主人公を中心とした複数のカップルが動き出していくんですけど、一組一組の距離の詰め方が本当に丁寧で。誰かと繋がりたいのに繋がり方が分からない、触れたいのに触れていいのか分からない、そんな不器用さが痛いほど伝わってくるんです。百合作品として読むこともできるし、人間関係の機微を描いたドラマとしても読める。コメディ要素もあるから重すぎず、でも軽くもない——このバランスが絶妙なんですよね。
作者の樫風さんは百合ジャンルで独特の作風を持つ方で、表面的な可愛さじゃなくて、キャラクターの内面をえぐるように描き出すんです。だから読んでいて「ああ、こういう感情あるな」って何度も立ち止まることになる。
既刊6巻、2017年から2019年まで『コミック百合姫』で連載されていた作品です。国内外で評価されているのは、言葉を超えて伝わる「孤独」と「繋がり」の普遍性があるからでしょう。
誰かの孤独に、逆らえなかった経験がある人なら、絶対に響く作品です。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ロンリーガールに逆らえない』は全何巻?
全6巻で完結済みです。