『ロジカとラッカセイ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
文明が滅んだ後の世界。少女ロジカと、彼女に寄り添う謎の存在ラッカセイが、荒廃した大地を旅する。人類の痕跡が残る廃墟を巡り、失われた日常の欠片を拾い集めながら、二人は何を求めて歩き続けるのか……。
木の目は『ランダンシラントラント』で見せた独自の世界構築力を、本作でさらに研ぎ澄ませた。ポストアポカリプスという舞台設定は珍しくないが、そこに「子供の視点」と「非人間的存在との関係性」を持ち込むことで、終末の風景に不思議な温もりを宿らせている。くらげバンチ大賞受賞作というだけあって、コマ運びは緻密だ。台詞を極限まで削ぎ落とし、風景と表情で語らせる演出は、青年誌ならではの余白を活かしている。荒涼とした世界を描きながら、妙に居心地がいい。それは木の目が、滅びの美学ではなく、そこで生きることの手触りを丁寧に拾い上げているからだろう。
2025年のアニメ化、2026年の実写映画化と、既に次の展開が決まっている。既刊3巻の今が、原作を追いかけ始める最良のタイミングです。
まだ読んでいないあなたへ
既刊3巻、でもアニメ化に実写映画化まで決まってるんです。
第1回くらげバンチ大賞を受賞し、海外でも多言語展開されているこの作品、なぜこんなに支持されるのか。それは「終わった世界で、子供が生きる」という設定を、誰も見たことない視点で描いているからなんですよ。
タイトルの「ロジカとラッカセイ」からして謎めいているでしょう。この組み合わせが何を意味するのか、読み進めるうちに少しずつ輪郭が見えてくる。そのじわじわとした手触りが、まるで廃墟の中から大切なものを探し当てていく感覚と重なるんです。
木の目が描く世界には、いつも独特の「間」があります。『ランダンシラントラント』『イビドスントーランダンシラント』でも感じられたあの緻密さが、ポストアポカリプスという舞台でどう花開いたか。静けさの中に笑いがあって、絶望的な状況なのになぜか温度がある。子供の目線だからこそ切り取れる世界の断片が、読んでいて胸に刺さるんです。
非人間的存在との関わりも見逃せません。これ、単なる設定じゃないんですよ。彼らとの対話を通して、「人間らしさ」って何だろうと問いかけてくる。
コメディとスライス・オブ・ライフの要素が、重たくなりすぎない絶妙な塩梅で効いていて、それでいて心理描写はぐっと深い。この振り幅を3巻までで体験したら、きっとあなたも続きが待ちきれなくなります。
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よくある質問
『ロジカとラッカセイ』は全何巻?
全3巻で完結済みです。