『レベレーション(啓示)』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
15世紀フランス。百年戦争の終盤、祖国が敵国に蹂躙される中、神の啓示を受けたと語る一人の少女が現れる。ジャンヌ・ダルク。彼女は王太子に謁見を求め、軍を率いることを願い出る。神の声を聞くという少女を、人々は狂人と見るか、救世主と見るか……。
山岸凉子が『日出処の天子』『アラベスク』以来、モーニング誌上で挑んだのは、歴史上最も謎めいた聖女の物語だ。神秘体験と政治的駆け引き、信仰と疑念が交錯する中世という時代を、彼女は一切の美化を排して描き出す。史実に基づきながらも、ジャンヌの内面に踏み込む筆致は、歴史劇でありながら極めて現代的な人間ドラマとして機能している。第40回講談社漫画賞受賞も納得の仕上がりだ。緻密な作画と深い人間洞察で知られる作者が、聖女という題材にどう向き合ったのか。既刊6巻に刻まれたその答えを、ぜひ確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
ジャンヌ・ダルクを描いて、講談社漫画賞。
『日出処の天子』『アラベスク』の山岸凉子が、15世紀のフランスを舞台に放つ歴史ファンタジーなんです。神の啓示を受けたと語る少女が軍を率いて戦場に立つ——その姿を、この作家は「奇跡の物語」としてではなく、信念を貫く一人の人間として描き切っています。
歴史の教科書では数行で終わる「農民の娘が救国の英雄になった」という事実を、山岸凉子は骨まで掘り下げるんですよ。なぜ彼女は声を聞いたのか。なぜ大人たちは少女の言葉を信じたのか。なぜ戦いの先頭に立てたのか。一つ一つの問いに、緻密な時代考証と人間観察で答えていく。その筆致が、もう尋常じゃないんです。
山岸凉子の真骨頂は、人の内面を描く線にあります。祈る顔、迷う顔、決意する顔——表情一つで、言葉にならない葛藤が全部伝わってくる。戦場の残酷さも、宮廷の腹の探り合いも、容赦なく描きながら、それでも人間の尊厳を見失わない。この緊張感が全6巻を貫いているんです。
「信じる」ことの重さを、これほど正面から描いた漫画は他にありません。自分の声を信じ、誰かの言葉を信じ、神を信じ、人を信じる——その連続が歴史を動かした瞬間を、あなたも目撃してください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『レベレーション(啓示)』は全何巻?
全6巻で完結済みです。