リバースエッジ 大川端探偵社』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

東京・大川端に事務所を構える探偵社を舞台に、現代社会に潜む都市伝説の真相を追う物語。依頼人が持ち込むのは、ネットで囁かれる噂話や奇妙な人間関係のもつれ。探偵たちは街を歩き、人の話を聞き、表層の怪異を剥がして現実の人間ドラマへと辿り着く……。

ひじかた憂峰(原作)とたなか亜希夫(作画)のコンビによる本作は、週刊漫画ゴラクで2009年から2019年まで連載された青年向けミステリーだ。都市伝説というフックを巧みに使いながら、その裏に潜む人間の孤独や欲望を掘り下げていくのが特徴です。心霊や超常現象を扱いながらも、最終的に浮かび上がるのは生々しい人間関係。この「伝説の剥離」が物語に独特の手触りを与えている。2014年にはテレビ東京でドラマ化、さらに映画化もされており、原作の持つリアリティが映像メディアでも評価されたことがわかる。たなか亜希夫の繊細な人物描写が、日常に潜む異常さを際立たせているのも見逃せない。

既刊10巻。噂の向こうに潜む人間の顔を見たいなら、この探偵社の扉を叩いてみてください。

まだ読んでいないあなたへ

週刊漫画ゴラクで10年連載、全10巻完結。

アニメ化に映画化までされた作品なのに、知る人ぞ知る扱いなんです。でも、この静かな存在感こそがこの漫画の本質なんですよ。

「大川端探偵社」が扱うのは、浮気調査でも失踪人捜しでもない。都市伝説の真相です。ネットで囁かれる噂、人づてに聞いた奇妙な話、誰も本気で調べようとしない「そういえばあった」という違和感。そこに足を運び、関係者に会い、丁寧に事実を集めていく。派手なアクションも超常現象もない。あるのは、噂の裏側で実際に起きていた人間の営みだけなんです。

この作品が凄いのは、都市伝説という入口の先で必ず「人」を描くこと。なぜその噂が生まれたのか。誰がどんな想いでそれを語り継いだのか。真相に辿り着いたとき、そこには必ず誰かの人生があって、切実な事情があって、言葉にできなかった感情がある。謎が解けても胸がスッキリしない。むしろ重たいものが残るんです。

ひじかた憂峰の原作とたなか亜希夫の作画が、この「静かな迫力」を支えています。大袈裟に煽らない語り口、過剰に感情を盛らない表情、でも確実に心に刺さる間合い。読後に残るのは驚きじゃなくて、人間への複雑な眼差しなんですよ。

テレビ東京でドラマ化されたのも納得です。この作品が持つ「日常の裏側を覗く感覚」は、深夜にひとりで観たくなる質感そのものだから。

都市伝説ものを期待して読んで、気づいたら人間ドラマに引き込まれている。そういう体験がしたい人に、全10巻という読みやすさで手渡したい作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『リバースエッジ 大川端探偵社』は全何巻?

全10巻で完結済みです。