リクドウ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

貧困と暴力に塗れた少年が、その拳一つで生を掴もうとする。舞台は横浜・黄金町の場末。売春、ヤクザ、麻薬が日常の風景として転がる赤線地帯で、主人公・リクは母親の虐待に耐えながら生きてきた。ある日、彼はボクシングジムの会長と出会い、リングへ上がる。殴り、殴られ、血を流す。それでも拳を握り続ける理由は——。

松原利光が『週刊ヤングジャンプ』で描き切ったこの作品は、2008年に完結し、第31回講談社漫画賞青年部門を受賞した。ボクシング漫画でありながら、スポーツの爽快さとは対極にある。描かれるのは貧困の連鎖、暴力の遺伝、そして救われない者たちの生だ。リアルな身体描写と容赦ない暴力描写は、読者を選ぶ。だがそこにあるのは、安易な感動や希望ではなく、生きることそのものの痛みです。松原の筆は、綺麗事を一切排除し、人間の底を這う姿を冷徹に、しかし温かく見つめている。2016年には実写映画化され、海外でも翻訳され評価を得ました。

既刊23巻。痛みに耐えられるなら、この作品はあなたの中に確かな何かを残します。

まだ読んでいないあなたへ

既刊23巻。

第31回講談社漫画賞・青年部門受賞。2016年映画化。この数字だけで並の作品じゃないって分かるんです。

松原利光が描くのは、きれいごとじゃないボクシングなんです。リングの上で拳を交わすだけが戦いじゃない。リングに立つまでの人生が、既に壮絶な殴り合いだった人間たちの物語。貧困、暴力、薬物、犯罪——そういう暗闇の中で生きてきた者が、なぜグローブを握るのか。その答えが、ページをめくるたびに血と汗で描かれていくんです。

試合シーンの迫力はもちろん圧倒的なんですが、本当に震えるのはリング外の場面なんですよ。ボクサーたちが背負っている過去、逃れられない現実、それでも掴もうとする未来。その重さが、どのパンチよりも読者の胸に響いてくる。

週刊ヤングジャンプで6年間連載され続けた熱量が、全23巻にぎっしり詰まっています。スポーツ漫画としても、人間ドラマとしても一級品。ただし覚悟してください。読み終えた後、あなたの中の「強さ」の定義は確実に変わっているはずです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『リクドウ』は全何巻?

全23巻で完結済みです。