ラララ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

転職を機に専業主夫となることを決めた男と、バリキャリの妻。役割を入れ替えた夫婦の新生活は、予想外の摩擦と発見に満ちている。洗濯物の干し方ひとつにも戸惑い、近所づきあいの距離感に悩む夫。一方、稼ぎ頭としてのプレッシャーを背負い始める妻。二人はそれぞれの立場で、今まで見えなかった相手の日常を知っていく……。

金田一蓮十郎が『ヤングガンガン』で描いたこの作品は、第1回ヤングガンガン漫画大賞佳作を受賞した後の連載化だ。「専業主夫もの」というと説教臭くなりがちなテーマを、著者は笑いと共感の絶妙なバランスで料理している。性役割の逆転を声高に主張するのではなく、日々の小さな驚きと戸惑いを丁寧に拾い上げる。夫が初めて作った夕飯を妻が黙々と平らげるシーン、些細な会話のすれ違いが積み重なる描写。そこにあるのは誇張されたドタバタではなく、結婚生活のリアルな手触りです。コメディとドラマの配合が絶妙で、笑いながらもどこか胸がチクリとする。

既刊10巻。役割を交換した夫婦の日常から、あなたの知らない結婚の風景が見えてきます。

まだ読んでいないあなたへ

完結10巻。

専業主夫という生き方を選んだ男の物語です。

転職を繰り返していた主人公が、ある出会いをきっかけに専業主夫になる。そう聞くとドラマチックな展開を想像するかもしれませんが、この作品が描くのは、そんな劇的な瞬間ではないんです。朝起きて、洗濯して、買い物に行って、夕飯を作る。そういう「何もない一日」の中にある、小さな発見や戸惑い、笑いや温かさを、これでもかというほど丁寧に積み重ねていく。

金田一蓮十郎が描く日常は、妙にリアルで、妙に可笑しいんです。専業主夫になった男が直面するのは、スーパーでの買い物一つとっても、どの野菜を選べばいいのか、予算内でどう献立を組み立てるのか、そういう具体的な悩み。でもそこに説教臭さは一切ない。ただ淡々と、でも確実に、新しい生活のリズムを掴んでいく過程が描かれるんです。

夫婦の会話も、恋愛漫画にありがちな甘いセリフの応酬じゃない。疲れて帰ってきた妻との他愛ない言葉のやりとり、すれ違いそうになる瞬間、でもちゃんと繋がっている実感。そういう、言葉にするとなんでもないような瞬間が、読んでいると妙に心に残るんですよ。

専業主夫という選択が特別なのではなく、どんな生き方を選んでも、結局は日々の積み重ねなんだと気づかされる。そしてその積み重ねこそが、かけがえのないものなんだと。

2018年から2020年まで「ヤングガンガン」で連載されたこの作品、既刊10巻。派手さはないけれど、読み終わったあと、自分の日常がほんの少し愛おしくなる。そんな作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ラララ』は全何巻?

全10巻で完結済みです。