ラジエーションハウス』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

病院の舞台裏、放射線科に勤務する診療放射線技師たちの仕事を描く医療ドラマ。主人公は高い技術を持ちながらも、患者と直接向き合う医師ではなく、画像診断を支える"裏方"の立場にある。彼らの繊細な撮影技術と読影への貢献が、時に命を救う決定的な一手となる……。

横幕智裕(原作)と森田真宏(作画)のタッグによる本作は、「グランドジャンプ」連載開始直後から注目を集め、第1回マンガ大賞を受賞した。医療漫画といえば外科医やERを舞台にした作品が主流だが、本作は放射線科という"見えにくい"分野にスポットを当てた点が画期的です。MRIやCTといった画像診断装置の仕組み、撮影時の微細な角度調整、そして医師が見落としかねない病変を技師が発見する過程——これらが森田の精緻な作画によって説得力を持って描かれる。技術職としてのプライドと、恋愛要素を絡めた人間ドラマのバランスも絶妙で、専門的な内容でありながら青年誌読者に広く支持される理由がここにある。

既刊18巻、2019年にはアニメ化、2022年には実写映画化と、メディアミックス展開も堅調です。医療現場の"縁の下の力持ち"に光を当てた傑作を、ぜひ手に取ってみてください。

まだ読んでいないあなたへ

レントゲン写真一枚に、これほど人生が詰まっているなんて知らなかった。

「ラジエーションハウス」は放射線技師の物語なんです。患者の目に触れることはほぼない、病院の裏方中の裏方。でも彼らが撮影し読み解く画像こそが、医師の診断を左右し、ときに命を救う最初の一手になる。この漫画を読むと、あの健康診断のレントゲン室で白衣を着ていた人たちの仕事が、まるで違って見えてくるんですよ。

主人公たちは技術で勝負します。どう撮れば病変が鮮明に映るか、どの角度なら医師が見落とさないか。一見地味な仕事の中に、驚くほどの工夫と判断がある。そしてその技術の先には必ず、不安を抱えた患者がいる。「見えない病気を見つける」というシンプルな使命が、こんなにも熱くドラマチックに描けるのかと、ページをめくる手が止まらなくなります。

2015年から連載中で既刊18巻。第1回マンガ大賞を受賞し、アニメ化、実写映画化もされた作品です。医療漫画の新しい扉を開いたと言っていい。横幕智裕の脚本と森田真宏の精緻な作画が、専門的な医療現場をこれ以上ないほど分かりやすく、それでいて嘘のない熱量で描き切っています。

病院に行くたび、検査を受けるたび、この漫画のことを思い出すはずです。あの画像の向こうに、こんな物語があったのかと。読めば、医療を見る目が変わります。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ラジエーションハウス』は全何巻?

現在18巻まで刊行中です。