ラグナクリムゾン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

竜を狩る平凡な少年ラグナは、最強の竜に愛する者たちを奪われる。絶望の中、謎の男から未来の記憶と力を授けられ、時を遡る。今度こそ竜を滅ぼすため、少年は復讐の道を歩み始める……。

小林大樹が『月刊ガンガンJOKER』で2017年から連載を続ける本作は、ダークファンタジーでありながら、構成の巧みさで際立つ作品だ。ループものの定型を踏まえつつ、未来の記憶を持つ主人公が過去でどう動くかという逆算の戦略性が物語の軸となる。竜という圧倒的な脅威を前に、知略と覚悟で立ち向かう展開は、少年漫画の熱さとシビアな戦術描写を両立させている。2023年のアニメ化でも注目を集め、海外でも翻訳版が出るなど、着実に評価を広げてきた。既刊16巻を重ね、なお連載が続いているのは、単なる復讐劇に留まらない物語の厚みがあるからです。

竜と人間の戦いという普遍的なモチーフを、時間と記憶という要素で再構築した意欲作。まだ読んでいないなら、今が追いつくチャンスです。

まだ読んでいないあなたへ

既刊16巻。

タイムトラベルものとして始まる物語じゃないんです。

ドラゴンを狩る少年剣士と、彼が守る強い女性キャラクターの冒険譚——そこまでは月刊ガンガンJOKERで2017年から連載が続く本作の「表の顔」なんですよ。でも、この漫画が読者を引きずり込むのは、その先にある「悲劇的な事故」からなんです。取り返しのつかない何かが起こり、主人公が傷跡を抱えたとき、物語は一気に加速します。

ドラゴン退治というド直球のファンタジー設定でありながら、登場人物たちが背負う感情の重さは容赦ない。アクションとコメディとドラマが絡み合う中で、誰も救われない選択を迫られる瞬間があるんです。少年漫画のフォーマットでここまでやるのか、と息を呑むような展開が何度も訪れます。

成長物語としても読めるし、冒険譚としても読める。でも本質は、失ったものを取り戻すために時間を遡り、それでも完璧には救えない現実と向き合い続ける物語なんです。2023年にアニメ化されたことで新規読者も増えていますが、原作にしかない濃密な空気感を味わってほしい。

16巻まで積み重ねられた物語の熱量を、一度体感してみてください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ラグナクリムゾン』は全何巻?

現在16巻まで刊行中です。