『ラウンダバウト』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
高校生活の何気ない日常を切り取った、渡辺ペコの青春群像劇。特別な事件が起こるわけでもなく、主人公たちは学校に通い、友人と過ごし、恋に悩み、自分の居場所を探す。ただそれだけの日々が、繊細な筆致で描かれていく……。
渡辺ペコは『カラフル』でも見せた、若者の内面を掬い取る観察眼を本作でも存分に発揮している。派手な展開で読者を引っ張るのではなく、会話の間、表情のわずかな変化、誰かの何気ない一言が胸に残る瞬間を丁寧に積み重ねていく手法は、女性漫画誌「Chorus」の読者層に深く刺さるものがあった。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞したのも、こうした地に足のついた青春の描写が評価されたからだろう。学園を舞台にしながら、誰かの成長物語として単純化しない。みんな少しずつ変わり、少しずつ変わらない。そんな曖昧さこそが、青春の真実です。
既刊3巻。海外でも翻訳され、日本の高校生活を通じた普遍的な若さの機微が、言語を越えて受け入れられています。
まだ読んでいないあなたへ
既刊3巻、わずか3冊の中に、青春のすべてが詰まっているんです。
2008年から2010年にかけて『Chorus』に連載された本作は、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した渡辺ペコの代表作。女性読者の心を鷲掴みにし続けているのには、ちゃんと理由があるんですよ。
この作品が描くのは、学校生活の中で起きる些細な瞬間の積み重ね。誰かと目が合った瞬間、放課後の教室に差し込む光、言いたいことが喉の奥で引っかかる感覚——そういう、通り過ぎてしまえば忘れてしまうような一瞬を、渡辺ペコは驚くほど繊細に掬い取るんです。読んでいると、自分の10代に確かにあった、でももう言葉にできなくなっていた感情が、ページの中から立ち上がってくる。
友情、恋愛、自己成長。どれも青春を語るときの定番の言葉だけれど、この漫画ではそのどれもが美しく整理されたドラマにはならないんですよ。思い通りにならない、形にならない、でも確かに心を動かされている——そんな不器用で生々しい10代の感覚が、3巻という短さの中に凝縮されています。
海外でも翻訳され読み継がれている本作。渡辺ペコが切り取る青春の解像度を、ぜひあなた自身の目で確かめてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ラウンダバウト』は全何巻?
全3巻で完結済みです。