ライフ2』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

妹を殺された刑事が、犯人から届く脅迫状に翻弄される。復讐か、正義か。その境界線上で揺れ動く男の選択は、やがて警察組織そのものを巻き込んでいく……。

末延誠の『ライフ2』は、アフタヌーン連載作品である。前作『ライフ』が学園を舞台にしたいじめ問題を扱ったのに対し、本作は警察という組織内部に視点を移し、復讐と正義という普遍的なテーマを掘り下げる。第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、2015年には映画化もされた。サイコパス的な犯人像と、それに対峙する刑事の心理描写が緻密に構築されており、単なる勧善懲悪では割り切れない人間の暗部を抉り出していく。既刊6巻という分量の中で、ミステリーの構造を保ちながら、人間ドラマとしての深度を失わない手腕は見事だ。

正義を信じる者が、復讐に手を染める瞬間。その一線を越えるとき、人は何を失うのか。その問いに向き合う覚悟があるなら、ページを開いてください。

まだ読んでいないあなたへ

第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。

この一文だけで、この作品がどれほどの衝撃を与えたかが分かるんです。

警察官が主人公の物語なのに、読者が祈るのは「正義の勝利」じゃない。妹を殺された刑事が、法では裁けない相手に復讐する——その選択を、あなたは止められますか。それとも背中を押してしまいますか。末延誠が突きつけるのは、そんな残酷な問いなんです。

脅迫状が届くところから全てが動き出します。法と感情のどちらを選ぶのか。守るべき正義と、守りたかった妹と。警察官というバッジが、これほど重く苦しいものだったなんて。ページをめくる手が震えるのは、主人公の選択が「間違っている」からじゃない。あまりに「理解できてしまう」からなんです。

サイコパスという言葉では片付けられない、人間の闇と光の境界線。この物語は既刊6巻ですが、一気に読み終えたあと、あなたの中に残るのは答えじゃなく、問いです。

2015年に映画化もされた本作。でも原作でしか味わえない、コマとコマの間に潜む沈黙を、ぜひ体感してください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ライフ2』は全何巻?

全6巻で完結済みです。