『ライアー×ライアー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
親の再婚により、突然義理の兄妹になってしまった高校生の湊と透。しかし二人には、誰にも言えない秘密があった。学校では正反対の"キャラ"を演じているのだ。湊は地味な文学少女、透はチャラい遊び人として……。家ではお互いの本性を知っているのに、学校では知らないフリを続けるしかない。バレたら終わり。この危ういバランスの上で、二人の関係は少しずつ変化していく。
著者の金田一蓮十郎は『彼女、お借りします』で知られる実力派だが、本作は講談社の少女誌「デザート」で連載され、第42回講談社漫画賞少女部門を受賞した。義兄妹という関係性に「偽りのキャラ」という二重の嘘を重ねることで、恋愛までの距離感に独特の緊張をもたらしている。透が先に恋に落ちるという王道的な構図を、学校での演技という枷が巧みに引き延ばす。ラブコメでありながら、キャラの使い分けという日常的な自己欺瞞をテーマに織り込んだ点が秀逸だ。
2021年には実写映画化もされた本作。全10巻で描かれる、嘘と素顔のあいだで揺れる二人の物語を、ぜひその目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
全10巻完結。
第42回講談社漫画賞受賞作です。
「好きな人に好きになってもらうために、別人になる」。そんな無茶な選択をした高校生の嘘が、予想外の方向へ転がり始める物語なんです。しかも相手は学校一のモテ男。普通に接したら見向きもされないから、自分じゃない誰かを演じるしかなかった。でもその嘘、バレたらすべて終わりなんですよね。
金田一蓮十郎が描くのは、ただの恋愛ごっこじゃありません。嘘をつき続ける罪悪感と、本当の自分を見せられない切なさが、ページをめくる手を止めさせないんです。そしてこの作品、相手の男子が先に恋に落ちるという設定が絶妙で、「本当のあなた」を知らないまま本気になっていく彼の姿が、読んでいて胸が苦しくなるほどなんですよ。
年下の彼が年上のヒロインに惹かれていく過程も、ベタな「可愛い弟」じゃなくて、一人の男性として真っ直ぐに向き合ってくる熱量があります。三角関係の要素も絡んで、「誰が誰を本当に好きなのか」が複雑に揺れ動く展開は、一気読み必至です。
映画化もされた本作、読み終えた後に「嘘をついてでも好きになってもらいたい」という気持ちの切実さが、胸に残り続けます。恋は、こんなにも不器用で必死なものだったと思い出させてくれる作品です。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ライアー×ライアー』は全何巻?
全10巻で完結済みです。