『ヨルムンガンド』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
武器商人ココ・ヘクマティアルと、その護衛を務める私設部隊。彼女の組織に加わったのは、両親を戦争で失い、武器を憎みながらも少年兵として生きるしかなかったヨナだった。矛盾を抱えたまま、ヨナは武器の売人に雇われ、世界中の紛争地帯を巡る日々へと身を投じていく。
高橋慶太郎が月刊サンデーGXで2006年から2012年まで連載した本作は、武器取引というアンダーグラウンドな世界を、徹底したリアリティで描き切った傑作です。登場する銃器や兵器の描写は緻密で、軍事知識に裏打ちされた戦闘シーンは迫力に満ちている。しかし本作の真骨頂は、そうしたハードボイルドな表層の下に、戦争と平和、憎悪と共生という普遍的なテーマを静かに横たえている点にあります。ココの屈託のない笑顔と冷徹なビジネス、ヨナの無表情に秘められた怒り。キャラクターたちの造形は類型を超え、物語が進むにつれてその内面が多層的に露わになっていく。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞、2012年にはWHITE FOXによるアニメ化も果たしました。
既刊11巻。武器を憎む少年が武器商人とともに旅をする、この皮肉に満ちた設定の先に何が待つのか。その答えは、ぜひあなた自身の目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
武器商人の女と、武器を憎む少年兵の物語なんです。
「ヨルムンガンド」の主人公ココ・ヘクマティアルは、世界中に武器を売りさばく死の商人。彼女の護衛部隊に、両親を戦争で失い、武器を心の底から憎む少年兵ヨナが加わるところから、この物語は動き出します。矛盾してるでしょう? でもこの歪んだ関係こそが、作品全体を貫く緊張感の源なんです。
舞台は世界中。中東、東欧、アジア、アフリカ――武器が必要とされる場所に、ココの部隊は現れます。そこで彼らが直面するのは、政府機関の追跡、ライバル組織との抗争、そして武器取引の裏に蠢く巨大な陰謀。銃撃戦の描写はリアルで容赦なく、登場人物たちは誰もが引き金を引く覚悟を持っています。
ココは笑顔で武器を売り、ヨナは彼女を守るために銃を撃つ。この皮肉な構図が、戦争と平和、正義と悪について、読者に問いかけ続けるんです。答えは簡単じゃない。でもだからこそ、ページをめくる手が止まらなくなる。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作品。全11巻という読み切りやすい長さで、ひとつの世界を駆け抜けてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ヨルムンガンド』は全何巻?
全11巻で完結済みです。