『ヨシダ檸檬ドロップス』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
『ビッグコミックスピリッツ』で連載中の本作は、学園を舞台に恋愛と友情を軸に展開する青春コメディだ。日常の機微を丁寧に掬い上げながら、登場人物たちの成長を描いていく。笑いと切なさが同居する、どこか懐かしくて新鮮な空気感。既刊4巻。
著者の若木民喜といえば、『神のみぞ知るセカイ』で少年誌の王道を極めた作家である。あの作品で培われたキャラクター造形の確かさと、恋愛ドラマを転がす手際の良さは健在だ。ただし本作は青年誌ゆえ、少年誌的な様式美よりも生活感のある空気を優先している。会話のテンポ、間の取り方、表情の変化。派手な展開に頼らず、日常の積み重ねで読ませる構成は、作者の引き出しの多さを物語る。ロマンスとコメディのバランスが絶妙で、読後にじんわりとした余韻が残る作りだ。
2024年11月に始まったばかりの本作は、まさに今追いかけるべき一作です。若木民喜の新境地を、ぜひその目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
『神のみぞ知るセカイ』の若木民喜が、2024年からビッグコミックスピリッツで送り出した新連載なんです。
「神のみ」でギャルゲーの神様を描いた人が、今度は真正面から学園ロマンスとコメディに挑んでるんですよ。若木民喜という作家は、ゲームやギミックを使わせたら超一流ですけど、何より「女の子の機微」を描かせたら右に出る者がいないんです。その作家が、装置を削ぎ落として日常を描いたらどうなるか。答えは既刊4巻に詰まってます。
スピリッツ連載ということは、少年誌より一段階大人の読者を想定してるってことなんです。学園という舞台は同じでも、友情や恋愛の描き方が違う。誰かを好きになるって、ただ甘いだけじゃなくて、時にはほろ苦くて、でも忘れられない檸檬の味みたいなものでしょう。タイトルに「ドロップス」とあるのは、そういう味わいを一粒ずつ転がしながら味わってほしいって意味だと思うんです。
小学館新人コミック大賞入選から30年以上、第一線で描き続けてきた作家の「今」が詰まった作品。若木民喜の新しい引き出しを見たいなら、この4巻を手に取ってください。
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よくある質問
『ヨシダ檸檬ドロップス』は全何巻?
現在4巻まで刊行中です。