『ヤング ブラック・ジャック』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
1960年代。医学生・間黒男は、まだ「ブラック・ジャック」と呼ばれる前の青年だった。東京医科大学に在籍しながら、法外な報酬と引き換えに非合法の手術を請け負う日々。ベトナム戦争の戦地、学生運動の渦巻く大学、そして貧困にあえぐ下町。若き天才外科医は、時代の闇と正面から向き合う……。
手塚治虫の不朽の名作『ブラック・ジャック』のスピンオフとして、脚本・田畑由秋、作画・大熊ゆうごが手がけた本作は、原作アニメ「ブラック・ジャック21」でタッグを組んだ両名による正統派プリクエルです。オリジナルでは寡黙で謎めいたアウトローだった主人公の、若さゆえの葛藤や怒りを丁寧に掘り起こしている。ヤングチャンピオンでの連載は約8年に及び、2015年にはアニメ化も果たした。手塚作品特有の「医療を通して社会と人間を描く」という骨格を受け継ぎながら、60年代という時代背景を前面に押し出したことで、単なる懐古企画に終わらない強度を獲得しています。
あの「ブラック・ジャック」がいかにして生まれたのか。その答えが、全16巻に刻まれています。
まだ読んでいないあなたへ
既刊16巻。
あの天才外科医は、どうやって"ブラック・ジャック"になったのか。
1960年代、医学生時代の間黒男を描いたのが本作なんです。ベトナム戦争の戦場で、学生運動が渦巻くキャンパスで、貧困にあえぐ路地裏で。若き日の彼が、メスを握りしめて立ち向かった現場は、今よりもっと理不尽で、もっと血なまぐさかった。
「命を救うために法を破るのか、法を守るために見殺しにするのか」——医師免許すら持たない医学生が、その二択を突きつけられるんですよ。患者の前で立ち尽くす彼の拳が震える場面、読んでいるこっちの呼吸まで止まります。正解のない選択を、彼は何度も何度も迫られる。そのたびに何かを失い、何かを得て、あの孤高の無免許医へと近づいていくんです。
手塚治虫の原作を、田畑由秋と大熊ゆうごが2011年から8年かけて紡いだ物語。時代の空気を纏った重厚な医療ドラマでありながら、一人の青年が理想と現実の狭間でもがく成長譚でもあるんです。
知っているはずの「ブラック・ジャック」が、まるで初めて出会ったかのように新鮮に映る。その始まりを、見届けてほしいんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ヤング ブラック・ジャック』は全何巻?
全16巻で完結済みです。