モブ子の恋』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

地味で目立たない女子高生が、クラスの人気者に恋をする。けれど彼女は自分を「モブキャラ」だと思い込んでいて、その想いを伝えることすらできない。ただ遠くから眺めているだけの日々が、少しずつ、確かに動き出していく……。

田村茜は『ホタルの嫁入り』で繊細な感情の機微を描いてきた作家だが、本作ではその筆致がより研ぎ澄まされている。何より秀逸なのは、主人公の「モブ子」という自己認識そのものを物語の核に据えた点です。彼女が抱える自己肯定感の低さは、決して大げさに描かれない。日常の些細な仕草や、友人との他愛ない会話のなかに滲み出る。そうした積み重ねが、読者に「ああ、わかる」と思わせる。月刊コミックゼノンで2017年から連載が続き、既刊18巻を数える本作は、台湾でも翻訳版が出版され、現地読者の共感を呼んでいる。2026年には実写映画化も控えており、その注目度の高さが作品の普遍性を物語る。

初恋の痛みと、それでも前を向こうとする勇気。誰もが一度は経験した感情を、ここまで丁寧に掬い上げた作品はそう多くありません。

まだ読んでいないあなたへ

既刊18巻、2026年には映画化。

恋愛漫画なのに、主人公は「モブ」なんです。クラスの端っこで誰にも気づかれず、恋なんて縁のない地味な女の子。でもこの子、ある日本気で誰かを好きになってしまうんですよ。

何が凄いって、この漫画、きらめく恋の瞬間だけじゃなく、告白できずに悶々とする夜も、友達に相談して空回りする昼休みも、全部描くんです。華やかなヒロインじゃないからこそ、一歩踏み出すのに何ヶ月もかかる。その不器用さが、読んでいて息苦しいくらいリアルで。

田村茜さんは人間関係の機微を描かせたら天才的で、モブ子が少しずつ変わっていく姿を、周りの人たちとの関わりの中で丁寧に積み上げていくんです。自分も誰かに気づかれたくて、でも怖くて、それでも前に進もうとする彼女の姿に、気づけば涙が出てくる。

2017年から連載中で、台湾でも翻訳版が出るほど支持されている作品なんですよ。派手な展開はないかもしれない。でも、誰もが通ってきた「初めて本気で人を好きになった時のあの感じ」が、ここまで解像度高く描かれている漫画は他にないんです。

恋愛漫画が苦手な人こそ、読んでみてください。これは「モブ」だった自分が、ちゃんと主人公になれる物語なんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『モブ子の恋』は全何巻?

現在18巻まで刊行中です。