モノクロのふたり』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

漫画制作の現場を舞台に、二人の若者が互いの才能と限界に向き合いながら創作に挑む物語である。原作とアシスタントという関係性の中で、彼らは作品を完成させるため、自らの表現と相手の意図をすり合わせる日々を送る。制作過程のリアルと、そこから生まれる葛藤や達成感が、モノクロの原稿用紙の上で静かに積み重なっていく……。

松本陽介といえば『The Lady Becomes an Idol』でキャッチーなキャラクター造形と軽快なテンポを見せた作家だが、本作は一転して職人的な地味さと誠実さを前面に押し出している。少年ジャンプ+での連載ながら、華やかなバトルや恋愛ではなく、漫画を描くという行為そのものを題材に選んだ点が異色だ。第1回マンガ大賞を受賞し、2025年にアニメ化、2026年には映画化も控える本作は、多言語展開も進み海外でも高い評価を得ている。自己実現と職場の人間関係というテーマを、スライス・オブ・ライフの手法で丁寧に描き切る手腕は確かです。

既刊3巻。創作の孤独と共同作業の温度が交差するこの作品を、今のうちに追いかけておくべきでしょう。

まだ読んでいないあなたへ

既刊3巻、なのにマンガ大賞受賞。

アニメ化決定に映画化まで決まってる。異常なスピードで評価されてるこの作品、なぜここまで刺さるのか。

漫画を描く二人の物語なんです。でもこれ、「好きを仕事に」なんて甘い話じゃない。締め切りに追われ、ネームが通らず、自分の才能に疑問を抱き、それでもペンを握り続ける。その日常が、笑えるほど生々しく、痛いほどリアルに描かれてるんですよ。

作者の松本陽介さん、自身が漫画家として現場を知ってるからこその解像度なんです。原稿用紙に向かう二人の表情、ボツになったネームを見つめる沈黙、そういう「間」が恐ろしく上手い。コメディとドラマのバランスも絶妙で、笑った次のページで胸が詰まる。

「自己実現」って言葉、よく聞くじゃないですか。でもこの作品が描くのは、その手前の「実現できないかもしれない不安」と「それでも描きたい衝動」のせめぎ合いなんです。何かを創る人間なら、職種問わず刺さる。

海外でも多言語展開されてて、創作の苦しみと喜びは万国共通なんだなって。

ものづくりに関わる全ての人へ。これは応援歌です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『モノクロのふたり』は全何巻?

現在3巻まで刊行中です。