モテキ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

派遣社員の藤本幸世、29歳。女性経験に乏しく、自信のかけらもない日々を送っていた彼の前に、ある日突然「モテ期」が訪れる。かつて縁のあった女性たちから次々と連絡が入り、戸惑いながらも舞い上がる幸世。しかし、女性に不慣れな彼が複数の関係を同時進行させれば、当然ながら状況は混乱の一途を辿っていく……。

久保ミツロウといえば『アフロ田中』で独特の脱力系ギャグを確立した作家だが、本作では青年漫画誌『イブニング』の土壌を活かし、恋愛ドラマへと大きく舵を切った。リアルなタッチで描かれるのは、理想化された恋愛ではなく、気まずさや後ろめたさ、身勝手さまで含めた等身大の人間模様です。主人公・幸世は決して好青年ではない。劣等感を抱え、優柔不断で、時に利己的な判断を下す。それでも読者が彼から目を離せないのは、作者が徹底して「自分を良く見せようとする男の浅ましさ」を描き切っているからだ。コメディとシリアスの絶妙な配分、音楽をキーにした演出も冴えている。

ドラマ化・映画化され、第3回マンガ大賞にもノミネートされた本作。既刊5巻という手頃さで、20代後半〜30代の恋愛観を容赦なく抉る傑作です。

まだ読んでいないあなたへ

人生で一度くらい、急にモテ期が来たらどうしますか?

29歳、独身、彼女いない歴=年齢の冴えない男に、ある日突然4人の女性から連絡が来るんです。元カノ、憧れの先輩、合コンで知り合った子、謎の美少女。どれも本命になりうる相手。普通なら夢のような展開ですよね。でもこの主人公、女性に不慣れすぎて、むしろパニックなんですよ。

久保ミツロウが描くのは、キラキラした恋愛漫画の真逆です。LINEの既読スルーに一喜一憂し、デートの待ち合わせで30分前から緊張し、会話の間が怖くて音楽の話題で誤魔化す。そんな不器用で臆病で、でも必死な男の姿が、痛いほどリアルに描かれています。

この作品が第3回マンガ大賞にノミネートされ、ドラマ化・映画化まで果たしたのは、多くの人が「自分だ」と思ったからなんです。モテ期が来ても幸せになれるかは別問題。チャンスを前にしてどう動けばいいか分からない、あの焦燥感と劣等感。誰もが一度は味わったことのある感情を、ここまで解像度高く描いた作品は他にありません。

笑えて、痛くて、でも目が離せない。恋愛の下手くそさが、こんなにも愛おしく思える漫画は初めてです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『モテキ』は全何巻?

全5巻で完結済みです。