『メリー・ウィッチーズ・ライフ 〜ベルルバジルの3人の未亡人〜』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
魔法使いの村ベルルバジル。そこには、夫を亡くした3人の魔女が暮らしている。年齢も性格も魔法の得意分野も異なる彼女たちだが、未亡人という共通点で結ばれ、互いに支え合いながら日々を過ごす。魔法があっても消えない喪失感を抱えながら、それでも前を向いて生きようとする彼女たちの物語が、静かに、しかし確かに動き出す……。
女性向けファンタジーを手がけるMenotaの本作は、Comic PASH!誌上で2021年から連載が続く。ファンタジー世界を舞台にしながらも、派手な戦闘や冒険ではなく、日常の小さな出来事を丁寧に描くスライス・オブ・ライフの手法が光ります。魔法という非日常的な要素を、むしろ生活を彩る道具として扱うことで、読者は3人の心情にすんなりと寄り添える。喪失と再生、友情と時折顔を覗かせるロマンスの予感——これらが絡み合いながら、ゆっくりと物語は進んでいく。劇的な展開を求めるよりも、登場人物たちと同じ時間を過ごすような読み心地が、この作品の魅力でしょう。
既刊4巻。傷ついた心が少しずつ温まっていく過程を、あなたも見届けてみませんか。
まだ読んでいないあなたへ
未亡人って、こんなに自由だったんだ。
『メリー・ウィッチーズ・ライフ 〜ベルルバジルの3人の未亡人〜』は、夫を亡くした3人の魔女が同じ屋根の下で暮らし始める物語なんです。悲しみに暮れる話じゃないんですよ。むしろ逆。喪服を脱いだ女たちが、失ったものの大きさを知りながらも、もう一度「私」として生きていく。その眩しさを描いた作品なんです。
3人それぞれ年齢も立場も違うから、悲しみの形も未来への向き合い方も全然違う。でもだからこそ、ひとりでは抱えきれなかった重さを、3人なら笑いながら分け合えるんですよね。魔法がある世界なのに、彼女たちが本当に求めているのは魔法じゃ叶えられないもの。その切実さが、ページをめくる手を止めさせないんです。
Menotaが描く女性たちの表情がいいんですよ。ふとした瞬間に見せる寂しさ、誰かといるときの安堵、新しい一歩を踏み出すときの迷いと決意。どの顔も嘘がなくて、読んでいると胸がぎゅっとなる。
「Comic PASH!」で連載中、既刊4巻。人生の再出発を描いた物語って、実は誰にとっても必要なんだと気づかせてくれる一冊です。読み終えたあと、明日がちょっとだけ軽くなるはずですから。
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よくある質問
『メリー・ウィッチーズ・ライフ 〜ベルルバジルの3人の未亡人〜』は全何巻?
現在4巻まで刊行中です。