『ムシヌユン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
小学館『ビッグコミックスペリオール』誌上で2018年から2020年まで連載されたツル大作『ムシヌユン』。昆虫と人間の境界が溶け合う超自然現象を軸に、変身という題材を通じて人間ドラマが展開される。第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞に輝いた本作は、昆虫学の知見を物語に織り込みながら、青年誌ならではの深度で人間の内面に切り込む。既刊6巻。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞という評価が示すのは、本作が単なる変身譚や昆虫パニックものではないということだ。ツル大作の筆致は、昆虫という異質な存在を通して人間存在そのものを問い直す。変身というモチーフは古くからあるが、昆虫学的アプローチと人間ドラマの融合というバランスは極めて稀有です。超自然現象を扱いながらも、それが人間関係や内面の変容とどう結びつくかを丁寧に描く作家の手腕が光ります。『ビッグコミックスペリオール』という青年誌の土壌だからこそ成立した、異形の傑作と言えるでしょう。
海外からも注目を集めるこの作品、既に完結済みです。全6巻という凝縮された構成で、一気読みに最適な分量となっています。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。
この賞を獲った作品は数あれど、「ムシヌユン」ほど読後に言葉を失う漫画はないんです。昆虫と人間の境界が溶けていく、その過程を描いた6巻の物語なんですが、これがもう、ページをめくる手が震えるんですよ。
作者はツル大作。彼の描く線は、美しいとか醜いとかいう次元を超えています。人間の体が昆虫化していく様を、おぞましさではなく、ある種の必然として淡々と描く。その筆致が、読み手の心に深く刺さるんです。
何が凄いって、この作品、超自然現象を扱っているのに妙にリアルなんですよ。変身していく人間の葛藤、周囲の人々の反応、日常が崩壊していく恐怖。それらが青年誌ならではの容赦ない描写で積み重なっていく。ページをめくるたびに「人間とは何か」という問いが突きつけられるんです。
Big Comic Superiorで2018年から2020年まで連載された全6巻。決して長くない物語の中に、人間存在の根源的な問いが詰まっています。
読み終わった後、しばらく天井を見つめることになります。そういう漫画です。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ムシヌユン』は全何巻?
全6巻で完結済みです。