ミュージアム』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

連続猟奇殺人事件を追う刑事・沢村久志は、雨の日にだけ現れる謎の殺人鬼「カエル男」と対峙する。被害者は残酷な「処刑」を受け、その死体は見せしめのように晒される。事件を追ううちに、沢村自身の家族が標的にされていく。カエル男の目的は何なのか。なぜ沢村を選んだのか。

巴亮介が『ヤングマガジン』で発表した本作は、わずか1年の連載期間で第17回手塚治虫文化賞新人賞を受賞した。青年誌サスペンスの王道である刑事vs連続殺人犯という構図を踏まえつつ、その実、家族との関係に亀裂を抱える主人公の内面を容赦なく抉る点が際立つ。殺人描写のグロテスクさと、犯人が口にする歪んだ思想の生々しさ。だが本作の真骨頂は、事件を追う刑事の日常が崩壊していく過程を、一切の甘さなく描き切る筆致にある。後に映画化もされ、アジア圏でも話題を呼んだ作品です。

既刊3巻で完結するタイトな構成。雨音が聞こえてきそうな緊張感を、ぜひ体感してください。

まだ読んでいないあなたへ

雨の日だけ現れる殺人鬼が、この国にいるんです。

カエルの被り物をした「カエル男」と名乗る異常犯罪者が、独自の美学で選んだ被害者を、これでもかというほど残酷な「作品」に仕立て上げていく。しかも犯行は必ず雨の日。刑事の沢村は事件を追ううち、自分の家族までもがターゲットになっていることに気づくんです。

ここで描かれるのは、ただのホラーじゃありません。カエル男の狂気と、それを追い詰めようとする刑事の執念が、どこまでも泥臭く、どこまでも容赦なくぶつかり合う。逃げ場のない緊張感の中で、沢村は刑事として、父親として、人間として、何度も何度も限界を試されるんです。

手塚治虫文化賞 新人賞を受賞し、映画化までされた本作、全3巻という長さも絶妙で。無駄な引き伸ばしは一切なく、最初から最後まで緊張の糸が張り詰めたまま、一気に駆け抜ける構成になってます。

雨音が聞こえるたび背筋が凍る、そんな読書体験がここにあります。覚悟を決めて、ページを開いてみてください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ミュージアム』は全何巻?

全3巻で完結済みです。