ミスミソウ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

雪深い田舎町に転校してきた野咲春花は、陰湿ないじめに遭っていた。クラスメイトたちの暴力は日を追うごとにエスカレートし、ついにある夜、彼女の家が放火される。家族を失い、自らも重傷を負った春花は、犯人である同級生たちへの復讐を決意する。雪に閉ざされた集落で、少女の復讐劇が始まる……。

押切蓮介といえば『ハイスコアガール』のコメディタッチな作風で知られるが、本作は対極にある。「ホラーM」誌に掲載された女性向けホラー漫画で、いじめを題材にしながらも、加害者側の心理描写をあえて生々しく描写し、観念的な復讐譚には収めない。被害者・加害者双方に救いがない展開は、読者に後味の悪さを刻み込む。既刊3巻という短さながら、暴力描写とストーリーテリングの密度は濃い。2018年には実写映画化され、国内外の映画祭で上映された。

人間の残酷さと閉鎖的なコミュニティの闇を、容赦なく突きつけてくる作品です。

まだ読んでいないあなたへ

全3巻で、読後に立ち上がれなくなります。

田舎の閉鎖的な中学校で壮絶ないじめを受ける少女。逃げ場のない教室、見て見ぬふりをする大人たち。そして起きる、取り返しのつかない出来事。ここまでは、よくある「いじめ漫画」かもしれません。でも『ミスミソウ』が他と決定的に違うのは、ここから先なんです。

押切蓮介が描くのは、人間が壊れる瞬間の恐ろしいまでの説得力です。笑顔で話していた人間が次のページで何をするのか、予測できない。雪に閉ざされた田舎町で、一線を越えた者たちの行動はどこまでも加速していきます。

「家族を守りたい」というただ一つの願いが、少女をどこへ連れて行くのか。ページをめくる手が震えるのに、目を逸らせないんです。この先を見たくないのに、見ずにはいられない。

2018年に実写映画化されましたが、原作の持つ空気感はやはり漫画でしか味わえません。美しい雪景色と、そこで起きる出来事の対比。無表情になっていく少女の目。コマの隅々まで張り詰めた緊張が、読む者の呼吸を止めます。

全3巻という長さが、逆に容赦ない。逃げ道も救いもなく、ただひたすら事態が転がり落ちていく。読み終わったあと、しばらく何も手につかなくなります。でも、読まずにはいられない作品なんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ミスミソウ』は全何巻?

全3巻で完結済みです。