マージナル・オペレーション』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

元ニート、三十路男がアジアの紛争地帯で少年兵を率いる指揮官となる。芝村裕吏の小説を木村大介が漫画化した本作は、民間軍事会社という舞台で、銃を持たぬ者が子供たちを戦場へ送り出す道徳的ジレンマを描く。主人公は戦闘技術を持たない。ただ、ゲーム感覚で培った戦略眼だけを武器に、彼らの生存率を上げようと足掻く。

木村大介の作画は、重火器の質感から少年たちの表情の機微まで克明に捉える。芝村裕吏が原作小説で提示した「戦争の当事者にならずに戦争を指揮する者」という構図を、漫画というメディアは視覚的な暴力性として読者に突きつける。アフタヌーン連載らしい硬質な演出で、銃弾が飛び交う戦場と、それを遠隔で見つめる指揮官の温度差を描き分けているのです。第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したのは、この題材を娯楽に堕さず、しかし読ませる物語として成立させた手腕が評価されたからでしょう。

傭兵ものでも軍記ものでもない、戦場の「外側」から関わる者の物語。既刊16巻、その重みを受け止める覚悟があるなら、ページを開いてください。

まだ読んでいないあなたへ

新卒で入社した民間軍事会社で、デスクワーク担当のはずだった主人公が、ある日突然、紛争地帯の最前線で少年少女兵たちを率いる指揮官になってしまうんです。

ゲームみたいに戦場をデータで見ていた男が、自分の指示ひとつで子供が死ぬかもしれない現実と向き合うことになる。文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した原作小説を、木村大介さんの緻密な作画で漫画化した本作は、「戦争とは何か」という問いを、綺麗事なしで突きつけてくるんです。

銃を持った10歳の子供に、あなたは何を教えますか? 生き延びるための戦術か、それとも人間らしさか。主人公が下す判断のひとつひとつが、読んでいるこちらの倫理観を揺さぶってきます。正解なんてない状況で、それでも選択し続けなければならない重さ。

アクションシーンの迫力も圧倒的ですが、この作品の本当の凄みは、戦いの裏側にある人間ドラマにあるんですよ。子供たちが見せる笑顔の意味、仲間との絆が生まれる瞬間、そして誰かを守るために誰かを犠牲にする決断。一度読み始めたら、簡単には手を離せなくなります。

シリーズ累計150万部突破、海外でも多言語展開される理由がわかる。既刊16巻、本気で読み応えのある作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『マージナル・オペレーション』は全何巻?

全16巻で完結済みです。