『マロニエ王国の七人の騎士』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
マロニエ王国に仕える七人の騎士たちが、それぞれの思惑と事情を抱えながら王の命に従い、時に衝突し、時に協力する。彼らは単なる武人ではない。外交官であり、策士であり、兄弟のような絆で結ばれた仲間でもある。異国との交渉、宮廷内の駆け引き、そして騎士同士の友情——その全てが絡み合いながら物語は進んでいく。
岩本ナオは『金の国 水の国』で異文化交流を軸にしたファンタジーロマンスの新境地を開いた作家だが、本作ではその手腕をさらに深化させている。群像劇としての面白さと、歴史劇としての重厚さ、そしてコメディ要素が絶妙なバランスで配置され、読者は気づけば七人それぞれに感情移入している。彼らの成長を見守る楽しさと、予測不能な展開が待つ冒険の興奮が、Flowersという女性誌でありながらジャンルを超えた支持を集める理由です。「このマンガがすごい!2018」オンナ編1位という評価も納得の完成度。
既刊10巻、まだまだ物語は続きます。騎士たちの旅路を、今から追いかけても遅くありません。
まだ読んでいないあなたへ
既刊10巻、そして止まる気配がない。
岩本ナオが「金の国 水の国」で見せた、あの異文化を越えて心が通い合う瞬間の描き方を覚えていますか。今作では舞台を中世ヨーロッパ風の王国に移し、七人の騎士たちが織りなす物語が展開されるんです。ただしこれ、よくある「騎士道ロマンス」とは一味も二味も違うんですよ。
この作品の核にあるのは、血の繋がりを超えた「兄弟」という絆なんです。出自も性格も価値観もバラバラの七人が、なぜ互いを家族と呼び合うのか。その答えは彼らが共に過ごした時間の中にあって、読み進めるほどに一人ひとりの背景が見えてくる構成が見事なんです。笑い合う場面があるからこそ、誰かが傷ついたとき、残りの六人が動き出す瞬間の重みが胸に刺さってくる。
コメディとして笑えるのに、冒険譚としてページをめくる手が止まらないのに、読後には確かに何かが心に残る。異なる文化を持つ者同士が理解し合おうとする姿を、説教臭くなく、でも誠実に描く岩本ナオの筆致は健在です。
「このマンガがすごい!2018」オンナ編1位は伊達じゃないんです。まだ物語の途中、これから何が起きるのか誰にも分からない。だからこそ今、一緒に旅を始めてほしいんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『マロニエ王国の七人の騎士』は全何巻?
現在10巻まで刊行中です。