『ママになる前からの人生がずっとあるんだから』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
週刊少年サンデーに登場した本作は、タイトルが既に宣言している。母親という役割を担う以前から、一人の人間としての歴史を持つ女性たちの物語。原作・大石健一、作画・竹村雄二による本作は、家族というありふれた題材を、少年誌としては異例の視点から掘り下げる。母親を「母親」としてのみ見ていた子どもたちが、彼女たちの過去と向き合ったとき、何が見えてくるのか。
少年誌で母親を主題に据えること自体が挑戦的だが、本作はそれを正面から受け止めた。竹村の作画は感情の機微を丁寧にすくい取り、大石の構成は説教臭さを排して物語に没入させる。第45回講談社漫画賞少年部門を受賞し、2021年には映画化、2022年にはA-1 Picturesによるアニメ化と、メディアミックスが続いた事実が作品の普遍性を証明しています。累計500万部を超え、韓国・台湾をはじめアジア各国で翻訳され、アメリカやヨーロッパでも電子配信された本作は、文化圏を越えて共感を呼んだのです。
既刊5巻。母親の人生を知ることは、自分自身を知ることでもある。少年誌が提示した新しい成長の形が、ここにあります。
まだ読んでいないあなたへ
500万部。
講談社漫画賞少年部門。アニメ化に映画化。これだけ並べば「ああ、名作なんだな」で終わってしまう。でも、このタイトルを声に出して読んでみてください。「ママになる前からの人生がずっとあるんだから」って。
なぜこんな言葉が、週刊少年サンデーで連載されたのか。なぜ少年誌で、母親の人生を真正面から描く必要があったのか。その答えは、私たちが普段「お母さん」と呼んでいる人が、実は一人の人間として生きてきた時間の重みを、あまりにも軽く見過ぎているからなんです。
大石健一と竹村雄二が組んだこの作品は、家族や愛をテーマにしながら、母親を「母親という役割」ではなく「一人の女性が歩んできた人生」として描き出します。竹村の緻密な作画と感情豊かな表現が、言葉では語られない想いまで拾い上げていく。そうやってページをめくるたびに気づくんです。自分がどれだけ親の「ママになる前」を知らないか。どれだけ見えていなかったか。
韓国でも台湾でも、この物語は国境を越えて受け入れられました。それは「母親」という存在が、どの国でも同じように誤解されているからかもしれません。
既刊5巻。今ならまだ、一気に追いつける距離です。読んだあと、きっとあなたは親に電話したくなる。何を話すかは、読んでから考えてください。
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よくある質問
『ママになる前からの人生がずっとあるんだから』は全何巻?
全5巻で完結済みです。