プリンタニア・ニッポン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

近未来の日本。あらゆるものが3Dプリンタで出力可能になった世界で、人々は「プリントペット」と呼ばれる人工生命体と暮らしている。生物学的には生きていないが、学習し、感情を持ち、老いる。本物のペットと何が違うのか。その問いを抱えながら、主人公は日々の営みを重ねていく……。

青年誌Matogrossoに連載中の本作は、派手なSF演出を排し、徹底して「日常」を描く。技術革新がもたらすのは、驚異よりも困惑だ。プリントペットの寿命設定をどうするか、故障したとき修理すべきか買い替えるべきか。そんな些細な選択の連続が、読者に「命とは何か」を静かに問いかけてくる。作者の青年誌での経験が活きているのは、この問いを説教臭くせず、スライス・オブ・ライフとして成立させている点だ。マンガ大賞一次選考に選ばれたのも、この抑制の効いた語り口が評価されたのだろう。海外でも翻訳され支持を得ているのは、テクノロジーと倫理の距離感という普遍的なテーマを扱っているからに他ならない。

既刊5巻。答えの出ない問いを、あなたも一緒に考えてみませんか。

まだ読んでいないあなたへ

SFって聞くと、派手な戦闘や壮大な宇宙を想像しますよね。

でもこの漫画は違うんです。

『プリンタニア・ニッポン』が描くのは、最先端のテクノロジーが静かに染み込んだ「日常」なんですよ。未来の道具が当たり前にある世界で、人々は何に喜び、何に困り、どんな些細なことで笑うのか。そこにペットがいて、変わらない日々の営みがあって——この作品はそういう「生活の手触り」を、驚くほど丁寧に、優しく切り取ってくれるんです。

SF設定を使いながら、描いているのは完全に人間なんですよね。技術が進んでも変わらないもの、むしろ技術があるからこそ際立つ人の温かさ。読み終わると、自分の日常がちょっと違って見えてくる。そんな静かな感動があります。

海外でも翻訳され、マンガ大賞の一次選考にも選ばれた作品です。既刊5巻、今まさに積み上がっている最中。

騒がしいアクションじゃなく、心が落ち着く物語を求めているなら、この作品はあなたのための一冊です。ページをめくるたび、未来の生活に思いを馳せながら、今ここにある日常の尊さに気づかされますよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『プリンタニア・ニッポン』は全何巻?

現在5巻まで刊行中です。