『プリンシパル』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
引っ越し先で出会った隣人は、転校先の同級生だった。父親の再婚で義理の兄妹になってしまう二人。新しい学校、初めての友達、そして気づいてしまった初恋の相手が義兄だという現実。いずみえみが描くのは、思春期の少女が抱える複雑な感情の揺れ動きだ。
『潔く柔く』『恋する母たち』で知られるいずみえみは、派手な設定に頼らず、日常の些細な変化から人間関係の機微を掬い上げる作家である。本作は2002年から「Cookie」で連載され、第28回講談社漫画賞少女部門を受賞、2004年には映画化もされた。いじめや片思い、家族の再構築といったテーマを、説教臭さを排して淡々と、しかし確実に読者の胸に届く筆致で描いている。義兄妹という関係性が生む距離感と、それでも募る想い。その綱渡りのような感情の描写こそが、本作の核だ。決して声高ではないが、心の奥底に静かに沈殿していく作品である。
既刊7巻。十代の揺れる心を、この繊細さで受け止められる作品は稀です。
まだ読んでいないあなたへ
第28回講談社漫画賞 少女部門受賞作。
父親の再婚で突然できた義理の兄。同じ屋根の下で暮らし始めた日から、彼女の毎日は静かに揺れ続けているんです。家族になったはずなのに、この気持ちは「家族」という言葉では収まらない。隣にいるのが当たり前になればなるほど、心の距離は測れなくなっていく。学校では友達に相談もできない、誰にも打ち明けられない想いを抱えながら、彼女は笑顔で過ごす日々を選ぶんですよ。
いくえみ綾が描くのは、キラキラした恋じゃない。苦しくて、切なくて、それでも前を向かなきゃいけない十代の真ん中です。新しい学校、新しい友達、初めての恋、そして家族の形が変わる戸惑い。誰もが通る道のはずなのに、こんなに胸が締め付けられるのは、彼女の繊細な筆致が「言葉にできない感情」を丁寧に掬い取っているから。
ページをめくるたび、自分の十代がフラッシュバックするような感覚に襲われます。あの頃の、どうしようもなく不器用だった自分を思い出すんです。
既刊7巻。2004年には映画化もされた本作、一気読み必至です。
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よくある質問
『プリンシパル』は全何巻?
全7巻で完結済みです。