『ブレンド・S』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
接客業のバイトといえば、笑顔で「いらっしゃいませ」が基本だ。だが「スティーレ」は違う。このカフェの売りは、ドSやツンデレ、妹キャラといった「属性」を演じる店員たち。主人公の桜ノ宮苺香は、見た目は可愛らしいのに目つきが悪いせいで怖がられてしまう女子高生。その外見を逆手に取り、彼女はドS担当として働くことになるのだが……。
中山幸が「まんがタイムきららキャラット」で連載した本作は、第1回まんがタイムきららキャラット大賞を受賞し、2017年にA-1 Picturesによるアニメ化を果たした。きらら系4コマの王道である「女の子の日常」を、コンセプトカフェという舞台に落とし込んだ点が新鮮です。苺香をはじめ、各キャラクターが「演じる属性」と「素の性格」のギャップを抱えており、そのズレから生まれるコメディが作品のエンジン。バイト仲間との掛け合いや、店長との微妙な関係性も丁寧に描かれ、単なるキャラ萌え4コマに留まらない奥行きがある。
コンセプトカフェ×4コマという組み合わせの妙を、既刊8巻でじっくり味わってください。
まだ読んでいないあなたへ
喫茶店でバイトする女の子の話、って聞いて想像したものを全部裏切ってくるんです。
主人公の桜ノ宮苺香は、目つきが悪い。本人は笑顔を作ってるつもりなのに、相手が震え上がるレベルで怖い。そんな彼女が、とあるコンセプトカフェで働くことになるんですが、そこで与えられた役は「ドS」。つまり、その怖い目つきを武器に、お客さんを�罵倒する係なんですよ。
でもね、苺香の本質は真逆。優しくて、心配性で、誰かの役に立ちたくて必死な普通の女の子なんです。接客が終わってバックヤードに戻った瞬間、ぐったりしてる彼女の姿が愛おしくてたまらない。
このカフェ、他のスタッフもみんな「演じてる」んです。本当の自分とは違う属性を。その設定だけ聞くと奇をてらった感じがするかもしれないけど、中山幸さんの描き方が絶妙で、読んでると誰もが抱えてる「人前の顔」と「素の顔」の話に思えてくるんですよね。
ギャップ萌えを扱った作品は山ほどありますが、これはそこに「働く」というリアルが入ることで、妙な説得力が生まれてる。バイト先での人間関係って、学校とも家族とも違う距離感があるじゃないですか。その微妙な空気感を、笑いに包みながら丁寧に描いてるんです。
2017年にアニメ化されて話題になったので、タイトルは知ってる人も多いはず。でも原作の空気感は格別です。既刊8巻、一度手に取ってみてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ブレンド・S』は全何巻?
全8巻で完結済みです。