『ブラック・ラグーン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
東南アジアの犯罪都市ロアナプラを舞台に、日本の商社マンだった岡島緑郎が海賊「ラグーン商会」の一員として裏社会を生き抜く物語。拉致された岡島は会社に見捨てられ、運び屋稼業に身を投じることになる。二挺拳銃を操る凶暴な女レヴィ、冷静沈着な船長ダッチ、元軍人のベニー。彼らと共に銃撃戦と交渉を繰り返す日々の中で、岡島は「ロック」という名と、裏社会での居場所を獲得していく……。
サンデーGX連載の本作は、2004年の第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、青年誌アクションの金字塔となった作品です。広江礼威が描く銃器アクションは、ハードボイルドとバイオレンスを融合させながら、登場人物たちの背景にある苦さや諦観を丁寧にすくい上げる。レヴィを筆頭とする強烈な女性キャラクターたち、そして彼女らに対峙する元サラリーマン・ロックの知略が物語に独特の緊張感を生んでいる点が秀逸だ。連載開始から20年を超え、既刊13巻ながら発行部数950万部超、アニメ化も果たした本作の影響力は、後続の裏社会アクション作品群にも色濃く刻まれています。
一度足を踏み入れたら戻れない世界の息苦しさと、それでも生きる者たちの美学。ページをめくるたびに硝煙と酒の匂いが立ち上る、大人のための娯楽作です。
まだ読んでいないあなたへ
既刊13巻。
2002年の連載開始から20年以上、発行部数950万部を超えながら今なお続くこの作品が、なぜここまで読者を引きつけ続けるのか。
答えは最初の数ページで分かります。ここには「こうあるべき」が一切ない。主人公は普通のサラリーマンで、彼が流れ着く先は東南アジアの犯罪都市。そこで出会うのは、銃を撃つことに何の躊躇もない運び屋たち。彼女たちは正義のヒーローじゃない。法も倫理も通用しない世界で、ただ生き延びるために引き金を引く。その圧倒的な生々しさが、ページをめくる手を止めさせないんです。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞したこの作品の凄みは、描かれる暴力の迫力だけじゃありません。銃弾が飛び交う合間に挟まれる会話が、驚くほど深い。登場人物たちは皆、それぞれの信念と過去を抱えて生きている。だからこそ、彼らが対峙する瞬間の緊張感が、ただの撃ち合いじゃなくなるんです。
アニメ化もされ、海外でも広く読まれているこの作品。理由は簡単で、どこの国の人間でも「こんな人間いるよな」って納得できる造形なんですよ。綺麗事じゃない人間の本音が、銃声と共に剥き出しになる。
13巻かけてゆっくり積み上げられてきた物語。一気読みすると、この世界から抜け出せなくなります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ブラック・ラグーン』は全何巻?
現在13巻まで刊行中です。